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2017年05月14日

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2015年10月09日

ヤネで決まる。

プランのよしあしは屋根で決まるかもしれない。

designhouse-roof01.JPG

いつも時間をかけるところのひとつ。

屋根のかけ方のセオリーはあるが、
それが必ずしもよいとは限らない。

破掟しないのは当たり前。

今回は見える方向がたくさんあるので、
どこから見ても建築の表情がちがうことを意識している。

そして、それがより深く

プランやコストやメンテナンスやデザインとうまく調和するように。。。

いい感じ。いい感じ。


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2014年09月19日

祭りの前の静けさ。


rokushojinja-fes2014.jpg


今年から地元の神社の世話人に。

手作りに近い祭りだから夜店のテント設営も自分たちで。

幼稚園もここだったので記憶が幾重にも重なる。


人にとって思い出深い場所はたくさんあるかもしれないけど、大切な場所はそうはないと思う。

人の縁を大切にするように、記憶との縁も大切に風通しよくしておきたい。

記憶を紡ぎながら暮らす生活が本来大切で、一番贅沢なことだと最近想うから。


だから・・・

田舎がある人は帰りましょ!
きっと秋祭りですよ。


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2014年09月18日

高齢者の施設に行くと、いつも気になることがあった。

「この場所で最期を迎えたいだろうか?」

どれだけいいデザインの建築の中でもそれを感じてました。
建築のデザインの良し悪しとは別のところで。

この記事でヒントを・・・。


「家感」

綺麗な建築、でも今まで住んでいた家とはちがう。

記憶の継承は、建築での大きなテーマだけれども、大体は2つ、大きな視点からの継承だったり、例えば、その地域の環境だとか、あるいは、設計者のフィルターを通しての継承だったりする。そこの読み取りや選択に作品性を見出したいからだろう。

でも、きめ細やかな視点からの、各個人の記憶の継承を丹念に行うことでしか、その人にとっての家感は出ない。

家感の欠如が高齢者の施設に対する違和感だった。

一般の住宅でも家感は大事。

記憶の継承を全くしない家づくりが大半だろう。

「記憶の継承」からくる家感を問い直すと新しい住宅デザインの可能性があるかもしれない。

ただ、アレグザンダーのパタン・ランゲージは設計者のフィルターを通し過ぎるので、ちがう何かが必要になる・・・。


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2014年08月29日

「家の中にスベリ台が欲しいんです」

立て続けに違うお客さんから要望が出た。スベリ台流行り?!

面白いので即座に
「やりましょう!」と返事。

2階から1階への移動が楽というのが理由で、それもお子さんからではなく、大人からの要望、でも別に階段は付けて、でも狭小住宅、だから面白いかな。。。

お客さんは今マンション暮らしで階段が無い生活だから、日常的な階段の移動に違和感があるのかもしれない。

建築作品にも、公共空間にも、住宅にも斜めの空間を作ったものはたくさんあり、経験もしたが、斜めの移動空間はまだまだ可能性があると思う。

太古の昔、人は素足で野山を駆け巡り、その時はむしろ水平な地面の方が無かったハズ。

人の意識の奥底には、水平ではない地面でバランスを取りながら生活をする能力が眠っている。

その能力を呼び覚まそうと、今は亡き荒川修作さんが養老天命反転地を作り、その住宅版を三鷹に作ったけど、まだまだ可能性があるような気がする。

人の身体感覚と無意識と記憶をつなぐことで新しい空間の可能性があるハズ。

人の記憶が詰まったDNAを検査して、例えば、将来の疾病リスクから、未病のために日常生活はこういう姿勢で送るといいなど、その人の特性に合わせて家を設計することも現実的にはすぐそこまで来ているかもしれない。

建築やデザインは知覚することで判断できるものだけれども、人が知覚できる世界が極一部ならば、それ以外の所に建築やデザインの可能性はあるハズ。

それにしても、スベリ台流行り?!!


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2014年05月01日

「自分の空間をつくる方法」

 今住んでいる家もしくは部屋で、居心地良く暮らしたい、もっと快適に暮らしたい人にオススメのツールです。このツールは掃除や片付けの指南ではありません。整理整頓され綺麗な部屋だから居心地が良いとは限りません。ホテルの一室を思い浮かべてみてください。綺麗で清潔感がありますよね、でも居心地が良いですか?綺麗で清潔感があることは大事ですが、何か落ち着かなくないですか?ここでいう居心地の良さとは、普段の自分が活き活きと活動したくなる気分や安らぐ感覚です。何に対して感じるかは人それぞれ違いますが、それがきちんと感じられる家もしくは部屋が住人にとって居心地が良く快適な空間だと考えます。そのような空間のつくり方をお伝えします。

レイアウトを変える

 今住んでいる空間を見渡してください。まず最初に言います。物は捨てません。物がたくさんある方、それら全てがあなたの分身です。そこに記憶があります。それを大切にするところからはじめます。気に入らないものがある?でもそれを手に入れたのはあなたです。その時に必要だったのだから、その必要とした自分を大切にしてください。大切にすることがこの後に役立ちます。そして、行うことはその大切な物を移動するだけ、ただレイアウトを変えるだけです。そのために特別な道具や家具も必要ありません。今あるもので充分です。要するに、今見えている風景を変えるのです。人は外部からの情報のうち8割を視覚で感じとり無意識に判断します。だから、人の見た目の第一印象が大事だとよく言われます。これを利用すると、空間がどう見えるかが人の感覚にとても影響を与えます。すなわち、快適な空間にするためには、自分にとって居心地の良い見え方に変えるだけでいいのです。

一番したいことは何ですか?

 では何を基準にレイアウトを変えるか。まず質問です「あなたがその家もしくは部屋で一番したいことは何ですか?」その答えを基準にレイアウトを変えます。わからない人、思い付かない人は、家に人を呼んだ時にしてあげたいこと、あるいは自慢したいこと、気持ちがいいと感じることがあなたの答えです。例えば、料理がしたい、本が好き、食器を大切にしている、写真が好き、フィルムカメラを収集、現状ではできないけれどペットを飼いたいでも、何でも構いません。先程、物は捨てませんと言いました。その物が必要だった想いも答えになるかもしれません。それを決めてください。したいことがレイアウトを変えるという行動の軸になります。もしレイアウトを変えている時に分からなくなったら戻るための軸でもあります。したがって、したいことが決まるまでレイアウトは変えません。

真ん中に

 したいことが決まったならば、それに関する物を空間の真ん中に置いてください。家の真ん中、部屋の真ん中です。料理が好きなならば、キッチンは移動できないので、料理を食べる場所を真ん中に。本が好き人は本棚を真ん中に、又は本を真ん中に積み上げる、あるいは本を読む時に座る椅子を部屋の真ん中に置く。食器が好きならば真ん中にディスプレイしてみましょう。フイルムカメラを真ん中にディスプレイしてもいいかもしれません。ペットが欲しいのに飼えない人は動物の写真を真ん中に置いたテーブルに貼る、天井に貼ってもいいかもしれません。写真が好きな人も同じです。
 では、どうして真ん中か?一番したいことをしている時がその人にとって一番気持ちがいい時であるはずなので、そこに居て気持ちがいいと感じることが居心地の良さ、快適さにつながります。そして、空間の真ん中に置けば、必ずその一番したいことが常に自身に絡んでくる。したいこと=気持ちがいい=居心地が良い、という心の無意識の変化を利用する仕組みです。すなわち、したいことが常に居心地良くいるためのスイッチの役目をしているのです。
 ところで、真ん中に置いたら邪魔になるかもしれません。邪魔ということは絡んでいる証拠なので、自身にとっては良いことです。でももしかしたら、真ん中に持ってきたことがしたいことではないかもしれませんね。自分のしたいことって実はなかなか分からなかったりします。一度いい機会なので試してみるのもいいかもしれません。自分の空間をつくるために、そして自分のしたいことを確かめるために。

(1,758字)


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2014年04月09日

「動いて流されてぶつかって・・・

 だから感じることができる」


jou%282014.4.9%29.JPG


先日、あるお寺の住職さんと禅問答をしました。

禅問答は
雲水(見習いのお坊さん)に対して行うもので
秘儀とされ
本もあったり、一般の人に対して行ったりもしますが、
それは本当の禅問答ではないらしいです。


今回、
その住職さんが
秘儀に近いかたちで
あえてわかりやすく行っていただきました。


その時に
昨日のブログの五重塔の心柱の話がでてきました。


「あなたの心の柱は何ですか?」


お題です。


しばし考えてみてください。


私は・・・


「情」


と答えました。


お題をいただいてすぐに
頭の中に「情」の文字が浮かびました。

愛情
人情
友情

の「情」です。


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2014年04月08日

「それがどうした?」
「その程度で・・・」


image.jpg


大きなお寺に行くと、
よく五重塔や三重塔を見かけます。


中には千年以上も前に創建されたものも。
その間、台風や地震などの自然災害にも耐えて。


建築の構造の話を少ししますと、

五重塔や三重塔の真ん中には

心柱という太い柱が

大体、根元から頂部近くまで通っています。


そして、

その心柱は固定されていません。

周りの屋根の部分とも繋がっていません。

心柱だけが

ゆらゆら揺れるようになっています。

刺さっているだけ。

普通ちょっと考えると・・・

台風や地震に耐えるためにも
しっかりと根元も地面に固定されていて、
他の部分もしっかり繋がっていて、
何があっても動かないぞ!
とばかりに頑丈にできてないと・・・

と思いますよね。

それではじめて台風や地震に耐えられると。


逆なんです。

台風による強風、

地震による強い揺れ、

と一緒になって心柱も揺れる。


一緒になって揺れることにより

台風や地震による揺れを吸収し、

周りの屋根の部分には伝わらないようにしているのです。


もちろん、

周りの屋根の部分は
その部分だけで揺れますが、
心柱とは切り離されているので、

強風の揺れは心柱には伝わらずにおさまり
建物全体に影響はあまり与えず、

地震の揺れは心柱があるおかげで
地面から直接伝わりません。


そして、

揺れた心柱、

揺れた屋根は

揺れがおさまると

また元の位置にもどります。


現代でいうと、制震構造です。


もっとわかりやすくいうと、

大きな木を想像してみてください。


太い幹があって

その周りに枝葉がある。


その太い幹と周りの枝葉が切り離されているイメージです。


どんなに揺れても

太い幹が折れることはありません。


強風で折れるのは
太い幹と枝葉が繋がっていて、
少しも揺れないぞ!と
頑張っているから
限界を越えた時にポッキと折れるのです。


どんなに揺れても

一緒になって揺れていたら

揺れの力が分散されます。


そして、

また元の位置に戻る。


どんなに揺れても
また戻るべき位置にきちんと戻る。


その位置が

家の存在であったら・・・


外で何があっても

帰るべき

安心できる場所がある。


私の

家に対する

理想のイメージのひとつです。


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2014年04月07日

「水鏡に映るその姿が・・・」


sakura%282014.4.7%29.JPG


桜の季節ももう終わり。


でも、この桜吹雪舞う時期が結構好きです。


水際にある桜の木。

水面に映る桜の花。

舞う桜の花びら。

水面一面が桜色。


好きなシーン。

私の春のイメージです。


桜を見上げないで

水面に映る桜ばかり見てしまいます。


なぜか
そのものを見るより
他に映る姿の方が好きになります。


鏡に映る姿だったり。


その感覚は
もしかしたら日本人独特の感性かも。


日本庭園の借景や

わざと池に月を映してみたり。

床の間の一輪挿し。


自然の美を感じさせるのに

何かひと手間入れた方が

その美の本質があぶり出されるかのように。

あるいは

もうひとつ、美に意味を加えるように。


水面の桜の花びらの流れに

郷愁やはかなさ

を感じるように。


それを演出というのかもしれませんが、


人のこころに響く

には必要かもしれません。


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2014年04月06日

「・・・」


image.jpg


「独坐大雄峰」

「どくざだいゆうほう」と読みます。


仕事柄、自分の居場所についてよく考えます。


よくボーッとしながら。


静かで外の喧噪がうそのような
緑豊かで
爽やかな風が吹き抜け
ゆるやかな光が頭上から落ちてくるような。


暖かくやわらかな陽射し下、
海を見ながら、それも横になりながら・・・


遠くの山をぼんやり
見晴らしのいい
晴天の下
草木や花の匂いがしてきて
雲がゆっくりすぎていく


妄想してます。


たぶん、
その時は呼吸も穏やかで
落ち着いて
リラックスしている時だと思います。


先の「独坐大雄峰」は禅語です。

ただ坐り、深くお腹で呼吸する。

何回か呼吸しているうちに

気持ちも落ち着いてくる。


その心が落ち着く立ち位置が

安心していられる居場所「大雄峰」

という意味です。


実は

妄想していられるその居場所が「大雄峰」


自分の居場所とは、

現実の目に見える世界の場所とは限らない。


だから、

私はいつもクライアントに質問します。

「あなたの大雄峰は?」


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有限会社仲村建築店 代表取締役 仲村和泰

有限会社 仲村建築店
代表取締役 仲村和泰

建築家。現代建築の設計施工が専門。特に東京特有の狭小変形地で建築理論を基にモダンデザイン住宅を設計から施工まで一貫して行い定評。世界中の近代・現代建築を見て歩き調査。コルビュジェ作品は8割調査済み。北欧フィンランドの建築家アアルトについて建築専門雑誌「新建築」でレポート執筆。3割はデザインのプロからの住宅設計依頼。

【略歴】
関東学院大学工学部建設工学科建築系卒業。株式会社像建築設計事務所に入社。その後家業である有限会社仲村建築店にて設計をはじめる。住宅のみならず店舗やオフィスビル、マンションの設計から施工までに一貫して携わる。
2001年 一級建築士取得。
日本建築学会正会員。
東京建築士会会員。