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2010年08月07日

場外ですし。旨かったです。

sushi01.jpg

先日の銀座での研修の際、

せっかくだからと、

研修仲間と共に、昼ご飯を食べに

築地魚市場に行きました。

週末の夜に場外のすし屋に来たことはありましたが、
平日の昼間に築地に来るのは初めて。


食後、魚市場内を散策。

tsukiji-market.jpg

平日でないと見られない光景。

朝が早い場所だけに
まだ昼過ぎですが、
商売終了でした。

それでも
普段なかなか見られない光景。

楽しくて、
あまり時間が無かったのですが、
歩き回りました。


この雑然さが魅力です。


誰もいません。

でも、、、
たくさんの人を想像します。
たくさんの声、音が聞こえてきそうです。
商売の活気が目に浮かびます。

そんな想像をする時、
人は、目の前のその場所にどっぷりと浸っています。


それは、その人にとって幸せな時間です。


しかし、

この魅力ある雑然さ

はじめから計画してつくり出すことはできません。


そこが、現代の建築計画学という学問の限界だったりします。


建築計画学とは、簡単に言うと、
数値に裏打ちされた統計学です。

統計学だから、
万人にとって機能的で支障がなく、問題ない物ができます。

そう問題ない物をつくるために建築計画学がある、
という人がいるかもしれません。
それを一生懸命、研究している方もたくさんいます。

私も建築計画学を否定するつもりはありません。


ただ、建築計画学を設計の拠り所にするのはよくない。

建築計画学は最低の基準であり、設計はその先の話だから。


設計は、

人の感覚、感情を左右する空間をどうつくるのか?

また、

その空間がどんな時間を生み出すのか?

を考える機会です。


問題ない物もつくることは、当たり前の話。

そこにフォーカスしすぎるのは、設計にとっては問題です。


先ほどの築地魚市場の場合でいうと、

あの魅力ある雑然さを誘発する空間をどうつくるのか?
自然発生的に商売の活気が産まれる空間とは?

などを考えるのが設計の仕事。


普段なかなか見られない光景だけに

私の感性も刺激を受け、たくさん誘発されました。


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有限会社仲村建築店 専務取締役 仲村和泰

有限会社 仲村建築店
専務取締役 仲村和泰

一級建築士。現代建築の設計施工が専門。特に東京特有の狭小変形地で建築理論を基にモダンデザイン住宅を設計から施工まで一貫して行う建築家として定評。世界中の近代・現代建築を見て歩き調査。コルビュジェ作品は8割調査済み。北欧フィンランドの建築家アアルトについて建築専門雑誌「新建築」でレポート執筆。プロからの設計依頼多数。

【略歴】
関東学院大学工学部建設工学科建築系卒業。株式会社像建築設計事務所に入社。その後家業である有限会社仲村建築店にて設計をはじめる。住宅のみならず店舗やオフィスビル、マンションの設計から施工までに一貫して携わる。
2001年 一級建築士取得。
日本建築学会正会員。
東京建築士会会員。