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2010年09月30日

はじめて見ました。


関西出張2日目は、
昔お世話になった人と会いました。

私がまだ建築の世界に分け入って間もない頃に、
いろいろとご指導してくれた人です。

お忙しい中、会って頂きました。


で、帰りに時計を見たら、
まだ15時。

そうだ、金閣寺に行こう!

kinkaku-ji01.jpg

普通、中学か高校の時に
修学旅行で京都・奈良へ行きますよね。

私は、
中学が東北、高校が南九州で
京都デビューは22才の時、
奈良デビューは32才の時でした。

で、
今まで2回京都に来てますが、
2回とも、金閣寺には縁がありませんでした。

確か、2回目は修復工事中。

それだけに、
今回、スキ(?)あれば、金閣寺
と思ってました。

なぜか?
見た事がないのも理由ですが、

金に興味がありました。

別に、金が好きな訳ではありませんが、

金箔を外観に貼った建物で、
これほど大きく、
また、
広大な風景の中に置かれているものは
世界でも現存するのは
たぶんこの金閣寺だけで、

それ故に
どう見えるのか?
どう感じるのか?

まさに究極の素材を扱っている訳ですから、
興味津々です。


それと、
三島由紀夫の「金閣寺」
を読んだことがあったので、
自分は何を感じるのか?
を体験したかったのです。


金閣寺は、
ある一面は魅惑的で
ある一面はパロディでした。


ある角度から見ると、
抱きしめたくなるほど
魅力的で誘惑されるかと思うと、
ある角度からは、
舞台のセットのように
現実感が無く、
すぐそこにあるにもかかわらず、
段ボールでできているが如くのちゃちさ。


この二面性がおもしろい。
この二面性が人を魅きつける。


私自身は、
好きな建築ではないけれど、

段ボールに金箔もどきを貼った様を
想像するだけで
行く価値はあるかも。

これは
嫌味でもなく、
本当に
私たちの大事な財産の1つだと思いました。


この金閣寺があるから、
対極に
今建築を考えることができる、
とも言えるかも。


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有限会社仲村建築店 専務取締役 仲村和泰

有限会社 仲村建築店
専務取締役 仲村和泰

一級建築士。現代建築の設計施工が専門。特に東京特有の狭小変形地で建築理論を基にモダンデザイン住宅を設計から施工まで一貫して行う建築家として定評。世界中の近代・現代建築を見て歩き調査。コルビュジェ作品は8割調査済み。北欧フィンランドの建築家アアルトについて建築専門雑誌「新建築」でレポート執筆。プロからの設計依頼多数。

【略歴】
関東学院大学工学部建設工学科建築系卒業。株式会社像建築設計事務所に入社。その後家業である有限会社仲村建築店にて設計をはじめる。住宅のみならず店舗やオフィスビル、マンションの設計から施工までに一貫して携わる。
2001年 一級建築士取得。
日本建築学会正会員。
東京建築士会会員。