«  2012年03月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

« 上棟祭 | メイン | 人とアートと建築02 »

2010年10月31日

つながり方、結び方、関係性、関わり方。

どれも何かと何かの相対性を言い表す言葉です。


アートは、
絵画でも、彫刻でも、絶対的な美を求めます。

絶対的な美とは、絵そのものの美しさ。

しかし、
それを見る人との間のつながり方、結び方、関係性、関わり方を
アートと呼ぶことができると思います。

それが、相対的な美。

相対的な美とは、
例えば、絵を見た時にいつもと違う気分になったならば、
その違う気分が絵で表現したかった美であり、
絵と人がいて、はじめて美が成り立つ。


建築は、、、絶対的な美を求めてきました。
それは歴史が証明しています。

建築そのものの美しさ。

しかし、
建築を人との関係の中で考えた時、
相対的な美も存在するだろう。

建築と人がいて、はじめて美が成り立つ。

これが、現代建築の美の根本です。


ちなみに、
アートの相対的な美が、現代アートの美の根本です。

難解な現代アート、
なんでこれが作品なの、、、と思うこと多いですよね。

でも、
その気持ち、、、それがその作品で表現したかったことです。
変なの、、、その思いがその作品で表現したかったことです。

そう考えると、難解な現代アートも気楽に楽しく見れませんか。
解読しなくていいんです。


現代建築の美の話、
ちょっと難しい言い方になったところもありますが、

住宅で言えば、

家としてのモノそのものの美しさもあるけど、

そこに住む人の想いなど、
家と人とのつながりの中で考えても
いいモノ、美しいモノはできる、ということです。


だから、
予算がいくらだから、
こんなモノしかできない、などと考えるよりも

こんなコトしたい、あんなコトしたいと

想いをたくさんふくらませた方がいい、ということです。

予算と想いの調整は、設計でプロがしますから。
そこに、技とコツがあります。


だた、想いの形に固執しないことが大事です。

どんな形でも、想いは一緒だから。。。


このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.design-kenchiku.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/108

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

有限会社仲村建築店 専務取締役 仲村和泰

有限会社 仲村建築店
専務取締役 仲村和泰

一級建築士。現代建築の設計施工が専門。特に東京特有の狭小変形地で建築理論を基にモダンデザイン住宅を設計から施工まで一貫して行う建築家として定評。世界中の近代・現代建築を見て歩き調査。コルビュジェ作品は8割調査済み。北欧フィンランドの建築家アアルトについて建築専門雑誌「新建築」でレポート執筆。プロからの設計依頼多数。

【略歴】
関東学院大学工学部建設工学科建築系卒業。株式会社像建築設計事務所に入社。その後家業である有限会社仲村建築店にて設計をはじめる。住宅のみならず店舗やオフィスビル、マンションの設計から施工までに一貫して携わる。
2001年 一級建築士取得。
日本建築学会正会員。
東京建築士会会員。