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2014年09月18日

高齢者の施設に行くと、いつも気になることがあった。

「この場所で最期を迎えたいだろうか?」

どれだけいいデザインの建築の中でもそれを感じてました。
建築のデザインの良し悪しとは別のところで。

この記事でヒントを・・・。


「家感」

綺麗な建築、でも今まで住んでいた家とはちがう。

記憶の継承は、建築での大きなテーマだけれども、大体は2つ、大きな視点からの継承だったり、例えば、その地域の環境だとか、あるいは、設計者のフィルターを通しての継承だったりする。そこの読み取りや選択に作品性を見出したいからだろう。

でも、きめ細やかな視点からの、各個人の記憶の継承を丹念に行うことでしか、その人にとっての家感は出ない。

家感の欠如が高齢者の施設に対する違和感だった。

一般の住宅でも家感は大事。

記憶の継承を全くしない家づくりが大半だろう。

「記憶の継承」からくる家感を問い直すと新しい住宅デザインの可能性があるかもしれない。

ただ、アレグザンダーのパタン・ランゲージは設計者のフィルターを通し過ぎるので、ちがう何かが必要になる・・・。


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有限会社仲村建築店 代表取締役 仲村和泰

有限会社 仲村建築店
代表取締役 仲村和泰

建築家。現代建築の設計施工が専門。特に東京特有の狭小変形地で建築理論を基にモダンデザイン住宅を設計から施工まで一貫して行い定評。世界中の近代・現代建築を見て歩き調査。コルビュジェ作品は8割調査済み。北欧フィンランドの建築家アアルトについて建築専門雑誌「新建築」でレポート執筆。3割はデザインのプロからの住宅設計依頼。

【略歴】
関東学院大学工学部建設工学科建築系卒業。株式会社像建築設計事務所に入社。その後家業である有限会社仲村建築店にて設計をはじめる。住宅のみならず店舗やオフィスビル、マンションの設計から施工までに一貫して携わる。
2001年 一級建築士取得。
日本建築学会正会員。
東京建築士会会員。