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2019年03月11日

コルビュジエの絵を年代順に追って見ていったら、初期の建築の形態がシンプルで後の建築の形態とどうして違うのかがよくわかる、とした。

コルビュジエの晩年のピュリスムの絵には陰影が現れる。初期のピュリスムの絵はオブジェの2視点からの重なりとその輪郭線で構成されており、それが絵の構図上の幾何学的な秩序であり、その秩序はどの絵にも共通しており、それがコルビュジエの初期の絵画および建築のテーマだった。

実際、パリのラ・ロッシュ邸はその幾何学的な秩序で内部空間の見え方は構成されており、まさにピュリスムの建築だった。

晩年、コルビュジエは「人間と自然との調和」をテーマにする。「幾何学的な秩序」はどのような状況でも不変であるのに対して、「人間と自然との調和」は状況に応じて変化する、自然の変化に呼応する。

そのコルビュジエのテーマの変化が絵画に現れていて、晩年のピュリスムの絵には陰影が現れている。

陰影は光を暗示しており、光は状況によって変化する自然で、コルビュジエはピュリスムの絵の中で自然を表現していた。

コルビュジエは絵画上で「幾何学的な秩序」と「人間と自然の調和」をはかっていたのか、いや、「幾何学的な秩序」が人間のことで、「幾何学的な秩序」と「自然の調和」をはかっていたのかもしれない。

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"Humans are geometric order"

When I looked at the picture of Corbusier in chronological order, I understood that the form of the initial architecture is simple and I can understand why it is different from the form of the later architecture.

Shadows appear in Picturesque paintings of Corbusier's later years. Early Pyrism paintings consisted of overlapping objects from two viewpoints and their contours, which is the geometric order on the composition of the picture, its order is in common with any picture, That was the theme of Corbusier's early painting and architecture.

Indeed, La Roche's residence in Paris was built with its geometric order and the way the inner space looks, it was exactly the architecture of Purris.

Later year, Corbusier's theme is "Harmony between man and nature". "Geometric order" is invariant under all circumstances, while "harmony between man and nature" responds to the change of nature, which changes according to the situation.

Changes in the theme of the Corbusier have appeared in the paintings, and shadows appear in the paintings of Purismu in later years.

The shadow implies light, the light is natural that changes according to circumstances, Corbusier was expressing nature in the picture of Purrism.

Did Corbusier understand "geometric order" and "harmony between man and nature" on paintings? No, "geometric order" is about human beings, "geometric order" and " Harmony of nature "might have been investigated.


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有限会社仲村建築店 代表取締役 仲村和泰

有限会社 仲村建築店
代表取締役 仲村和泰

建築家。現代建築の設計施工が専門。特に東京特有の狭小変形地で建築理論を基にモダンデザイン住宅を設計から施工まで一貫して行い定評。世界中の近代・現代建築を見て歩き調査。コルビュジェ作品は8割調査済み。北欧フィンランドの建築家アアルトについて建築専門雑誌「新建築」でレポート執筆。3割はデザインのプロからの住宅設計依頼。

【略歴】
関東学院大学工学部建設工学科建築系卒業。株式会社像建築設計事務所に入社。その後家業である有限会社仲村建築店にて設計をはじめる。住宅のみならず店舗やオフィスビル、マンションの設計から施工までに一貫して携わる。
2001年 一級建築士取得。
日本建築学会正会員。
東京建築士会会員。