永福T-house

#昼間明るい家
昼間太陽が出ているのだから明るいのが当たり前、しかし立地条件からそれが当たり前ではない時がある。家に一番長くいる専業主婦の奥さまから「昼間照明をつけないでも暮らせるようにして欲しい」ヒアリングをして、たくさん要望を伺った中で、私が一番注目した一言でした。敷地の周りは将来建替が予想される既存の家とこれから建つ家に囲まれており、採光条件がよくなく、陽の入り方がその時々で変わる可能性が十分にあり、また外部空間とのつながりを考えて奥さまが昼間一番長くいることが予想されるキッチンやリビング、ダイニングが1階になりそうだった。一番簡単に部屋を明るくするためには南面に大きな窓をつくればよい、そのためには南に陽を遮る家が無いことが最低条件、この場所ではなかなか難しい。南東方向だけは家と家のすき間があるので、その方向に外部空間であるウッドデッキを設け、連続してリビングダイニングキッチンとした。隣の家との距離を取れば取るほど陽が1階に入りやすいからだ。しかし、それでは窓の近くならばよいが1階の奥まではなかなか陽は入らない、奥さま一番いるキッチンダイニングが影になる。直接光はいらない、夏暑いから、しかし間接光も届かない。ダイニングテーブルの真上の天井に空があれば明るい。真上からの陽は立地条件に左右されない。そこは2階の廊下、廊下の床をガラスにして、さらにその上にトップライトを設けた。ダイニングテーブルから見上げると明るい空が見える、でも深いから間接光のみしか届かない。2階のガラスの廊下はみんなが通る、みんなの気配がわかる、みんなが個室にいても気配がわかる。昼間奥さまが望む生活空間でコーヒー、空を見上げながら、みんなの気配を感じながら。
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