京都イメージ

京都の夜のイメージ。

関西出張で夜の京都を散策。

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先斗町です。

在り来たりかもしれません。
でもこの感じ。
ちょっと味わいたくて。

ちょうど、
京都の暑い夏の終わりかけ。

一度、
見てみたかった、
体験したかった。

川床。

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納涼床って言うんですね。
鴨川の納涼床。

うーん、京都って感じ。

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今回は、納涼床には上がりませんでしたが、
鴨川の橋から土手に下りてみました。


風がほんと心地よい。

たぶん、
納涼床でも気持ちいいはず。
次回のお楽しみです。


暑い京都の夏を

京都らしく、

粋にのり切る知恵。


川は都市のスケール。

納涼床は建築のスケール。

そこでの粋な行為は生活のスケール。


都市と建築と生活のスケールが一体になって地域性を出す。


まさに理想的なコト。

あらゆるコトの基本です。

お気に入り

最近のお気に入りです。

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自宅で使うつもりで先日購入。
でも今は、
デザインオフィスのアトリエで使用中。

中古の無名のイス。
たぶん30年位前のもの。
かな〜り安く手に入れました。

プライウッドの感じと
鋳物の肘掛けと足の感じが
たまらなくいい。

無名とは言え、
デザインのレベルの高さを感じます。

座り心地も抜群。


実は私、イスも趣味。

たくさん欲しいイスがあります。
ちょこちょこと増えてます。

あまりに高くて手が出ないイスは、
まずミニチュアから。

ここでおいおい紹介していきます。


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iittala(イッタラ)のマグカップです。

Kaj Franck(カイ・フランク)のデザイン。

自宅と事務所で使ってます。

色はターコイズ。


見た瞬間、即決。

色がいいし、
形とスケール感もいい。


使いやすいし、
コーヒーがおいしく感じますよ。

これを使ってるだけで
楽しい気分に。


見渡すと
iittalaのKaj Franckのデザインのものが結構ある。

ガラスコップなど。

色違いで。


昔と今はガラスの厚みが違います。
昔は厚かった。

昔の厚いガラスの方がいい。

デザインもののアンティークのお店に行くと探します、
Kaj Franckの厚い方のガラスコップを。


実は、
イスもマグカップも
同じ所で購入。

気になる人は、
Googleで「ロングライフデザイン」と
検索してみてください。

一番目の所。

意識しないコト

普段、人が意識しないコトに目を向けるのがデザイン。

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関西出張最後の日は、
名古屋にいました。

気になる展覧会の2日目でした。

豊田市美術館、「石上純也展」。


開館して30分後くらいに、
メイン展示の前に。


「オープニングの前に壊れました。」

その場にいた学芸員に聞きました。
予想通りの展開だったので、特に驚きません。
学生ボランティアが修復中でした。


残骸を見るのもいい。

きっと見たかったのは、
体験したかったのは、

自分の意識を超えたコト。


ならば、
その過程の方が直に伝わってくる。

そこが狙いの展示だと。。。


それで、
冒頭の言葉。


頭ではわかっているけど、

実体として、
感覚として、

わかっていなかった。


でも、ここでつながりました。

孤篷庵

一度でいいから
中に入りたい、体験したい。

金閣寺のあと、
まだ時間があったので
歩いて行ける大徳寺に行ってみました。

大徳寺といえば、小堀遠州の孤篷庵(こほうあん)。

孤篷庵といえば、遠州好みの茶室・忘筌(ぼうせん)。

ほのかな期待とともに、ダメもとで行きました。

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案の定、「拝観謝絶」の札。
ま、当たり前といえば、当たり前。

仕方なく、門の所から、中を伺う。
ちょっと変な人?!

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ただ、この石畳、見事です。

さすが、遠州。

この石の配列、目に、脳に焼き付けてきました。


本物の質。

こういうモノに触れないと、
人は絶対にいいモノを生み出せません。