最近想うこと・・・

「デザイン住宅に住みたいという方が増えたなあ」

ということ。


もちろん、

デザイン住宅をつくっているのだから、

それを求めるお客さまから

お問い合わせがあるのは当たり前ですけど。。。


そう実感するのは、

自分なり想うことは、

きっと、

私が、

ただ見栄えだけがいいデザイン住宅をつくっている訳ではない、

ということがわかっていただける

目の肥えたお客さまが増えた、

ということ。


それだけ、

住宅のみならず、

デザインに対する意識が

世間一般、社会で高い、

ということ。


だから、

当社HPにもあるように

デザイン住宅は『モノではなくコト』

なんです。


要するに、

デザインによって

今までの体験をブラッシュアップ

するんです。


一度、

体験する価値あり

だと想います。。。


一生に一度の家づくり

ですから、

デザインの世界を。

おめでとうございます。

8月というのに
涼しくて過ごしやすい日でした。


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きょうは、

午後から地鎮祭、よかったです。


T様、おめでとうございます m(_ _)m


毎回、

地鎮祭の時は

気持ちが引き締まります。


工事期間は、

その後のここでの生活の期間を考えれば短いものです。


しかし・・・

その後の生活を左右するかもしれません。


だから・・・。


完成まで全力でいきます。


きょうは、

さらに
近隣の方々への挨拶まわりを
T様と一緒に行い、

その後、
会社に帰り、
新たなお客様とお会いし、

たくさんの人とのご縁がある日でした。


とても

皆様に

感謝感謝の一日でした。


おかげさまで

ありがとうございます。


そして、

あらためまして

T様、おめでとうございます m(_ _)m

ほしいもの

いま一番ほしいもの・・・やすみ。


というわけで、

世間とはズレています・・・感謝、感謝です m(_ _)m


待って下さっている方に・・・感謝、感謝です m(_ _)m


ところが、

やすみがなくても、

おかげさまで・・・毎日たのしく過ごせています。


感謝、感謝です m(_ _)m

忘れられない

ひとくち目を・・・思い出します。


先日の京都、

祇園の一力茶屋近くのお店で

お昼を食べた時です。


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定食に付いてきた、厚焼き卵。


たぶん・・・

見た目からは想像できない味です。


何気なくひとくち、

衝撃が走りました。


なんと上品な・・・。

うなり、ました。


例えるならば、

とても上等なお出汁を使った

茶碗蒸しを食べているよう・・・。


とくに、

ふつうのお店です。


忘れられない味が

ひとつできました。


きっと、

人の感覚は

こういうことの

積み重ね

だと

あらためて想う。。。

おもてなし

ただ、

お干菓子をお出しするのでも・・・


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何気ないコトです。。。


でも

それができるか、

それに気づくか、

は大きな差。


学ぶことが多い、

京都の鍵善。


黒いテーブル、

黒漆のお皿、

白いお干菓子。


色のコントラスト

白いお干菓子の並べ方

による

見え方や受ける印象。


ほんと、

何気ないコトです。。。

らしさ、らしさ、らしさ

先日所用で行った京都で・・・

くずきり

を食べに行こう、と京都をよく知る人から誘われました。


それが

鍵善。

祇園の四条通に面した、

前から知ってました、入りづらそうなお店だな〜という感じの
言わば、
京都らしい店構え。

ただ、奥に喫茶室があり、
入ると、知っていると普通に行けそうな
それこそ、
京都らしい雰囲気。


いい場所知りました。


そこのくずきり。

漆の器で出てきます。


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京都らしい。

この器ほしい!


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この仕掛け。

なんか作法がありそう!
まわりをキョロキョロ (^_^;


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氷水に浮かんだ

くずきり

を黒蜜でいただく。


暑い夏、


まず

京都らしい雰囲気を感じ、

涼しみ。


目で見て楽しみ、

涼しみ。


食べておいしく、

涼しみ。


ただ単に、

くずきり

をいただく中にも

たくさんのコトを含んでいる。


それが

一番、

京都らしい。

らしさ、らしさ

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犬矢来(いぬやらい)。


有名な祇園のお茶屋さん、
一力茶屋の外壁の足元に巡らされた斜めの柵状のものです。

犬の小便を防ぐための囲いで
傷めばそこだけを取り替えることができ、

最近では、店構えで

京都らしさを演出する際のデザインコード・・・


と思ってました、先日京都に行くまで (^_^;


ところが、

京都の人に聞いたところ、

ひそひそ話を

外で盗み聞きされないためのもの、

だそうです。


京都らしい・・・

一瞬で思いました。


お茶屋さんの前を通ると、

お品書きはありませんが、

のれんが

入口の外側にかかっているところと

入口の内側にかかっているところがあります。


これは、タクシーの運転手さんから聞きました。


内側にかかっているところは、

一見さんお断り

だそうで、

外側にかかっているところは、

一見さんでもいいそうですが、

なんぼとられるかは、わかりまへん・・・

とのことでした (^_^;


らしさは、

時には、しきたり

だったりします。


面倒で窮屈だと思うか、

気持ちよく生活していくためのルールだと思うか。


ただ、

言葉ではない表現

学ぶことは多いです。。。

らしさ

先日、所用で京都に行きました。

夏の京都は、はじめて。
やはり、暑かったです (^_^;

なにか、お土産と思い、人からのオススメで、

鍵善のお干菓子を購入。


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包装。

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木箱でのし。

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「園の賑わい」という名のお干菓子。


むかし祇園祭に
あでやかな女人たちが、
それぞれに装いをこらした
行列「園の賑わい」がありました。

その、うつくしかりし
面影をしのんで、
ゆたかな四季の花ばなを
映し出した京のお干菓子。


だそうです。


〜らしさ、という言葉がありますが、

我が家はいまだに一時、

京の風が心地よく流れます。

毎年のこと

きょうから8月。

毎年、
夏の本番が暦の上でもはじまったな、と思います。

というのも、8月1日は
毎年、実家のお墓がある近くのお寺の御施餓鬼法要があるからです。


御施餓鬼は「おせがき」と読みます。
簡単にいうと、お寺のお祭り、だそうです。


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法要の前の説法によると、

直接のご先祖様のご供養は、何回忌ということで、ご法要を執り行いますが、

御施餓鬼法要とは、

あの世で餓鬼道(がきどう)に落ちてしまった人々を供養するための法要で

その法要に参加された人には徳が返ってくる、

ということだそうです。


じつは、
今回はじめて知りました (^_^;
さらに詳しいことはネットで検索願います。


このお寺には、

実家のお墓があり、また、

本堂の改修、庫裏の増築、水屋の建築など、

普段からお寺全体の建築工事に携わらせていただいて、

尚かつ、社長が総代ということもあって、

毎年8月1日は、社員一同でお手伝いをしております。


わたしは、
法要に参加しているのですが、
法要前の説法を真近で聴いたのは
今回がはじめてでした。


特に今年は、

東日本大震災で犠牲になった方々へのご供養、

という意味もあります。


改めて想います。

「無常」


常に同じ状態は無い。


これも説法の中でのお話です。


悪いこともいいことも

ずっと続くわけではない。

だから、

いまこの時を大切に。。。


夏の少しためになる日、でした。