黄色の空間!?

一面黄色の世界。

きれいな銀杏並木。。

のはず、昼間なら。。。

神宮外苑です。。。。

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夜だと、銀杏の色がよくわかりません。

暗いからというより、、、街灯のせい。


この街灯のあかりだと、

黄色の銀杏の葉が緑色に反射されてしまう。


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銀杏の名所なら、

せめてそのくらい考えて、街灯を設置してほしい。


昼間見に行けばいいじゃん!

と聞こえてきそうだけど、、、


昼間行けない人もいるじゃん!


それに

夜行きたい人もいるじゃん!ね。


ひとり言。。。

ディナー

きょうは誕生日。

だれの?・・・私。

えっ!何才だっけ?まわりに聞きました(^^;


というわけで(?)

バースデイディナー・・・というほど大げさではありませんが、、、


前から気になっていた
ちょっと洒落たお店に。。。

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前菜。

自家製無農薬のルッコラのサラダと
ほうれん草とじゃがいものポタージュ。

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で、シメ?のエスプレッソ。。。


メインを撮るのを忘れました(^^;

ちなみに、メインは
ガーリックステーキライス。

すべて旨かったぁ。。。


お店全体を写せないのが残念です。

とてもくつろげる場所で

ゆったりした幸せな時間でした。


この時間を感じたい方は、
個別にお問い合わせください。。。

ちがい

きのうNHKで、
「ハーバード白熱教室@東京大学」という番組を見ました。

前々から、
一度見たかった番組でした。


内容は、
哲学的道徳観を
実際の生活の中の具体的なテーマに沿って議論する番組。

と言ってしまうと、
難しい話に思われますが、

例えば、テーマは
「イチローの年収は、オバマ大統領の年収と比べて高すぎるか?妥当か?」など。

その議論をハーバード大学のマイケル・サンデル教授という人が仕切る。


議論の内容そのものもおもしろかったけど、

一番おもしろかったことは、「ちがう」ということ。


サンデル教授は決して、議論の結論を導こうとはしない。

質問を投げかけ、
聴衆に発言させ、
意見のちがいを浮き彫りにしていくだけ。

そして、
そのちがう意見の根底にある道徳観や価値観、信念を探っていく。


人はそれぞれ
顔が違うように、道徳観や価値観、信念が違う。

それをみんなで共有することが大事で、

それは1つの結論へ向かうことよりも重要、と言いたいよう。


人によって考え方や価値観が違うということは、
案外、当たり前のようにみんな思ってはいるのでは。

でも、
いざ違う考え方に遭遇すると、
自分が否定されているような気分になり、
素直に受け入れられない。
あるいは、
自分の考え方や価値観でしか行動できない。


一番大事なことは、
国籍やコミュニティ、世代などのちがいを超えて、
価値観や信念のちがいを共有できる環境をつくれるかどうか。


「白熱教室」では哲学的道徳観を扱っていましたが、


同時に、

コミュニケーションの基本を扱っているようにも見えました。


ただ、
西洋だな、議論の行方が、、、とも思いました。

デカルト?カント?アリストテレス?だからなぁ。
(と言いたいだけ、わかりません・・・)

仕切り役が東洋の方ならば、
議論の方向性がもっと違ったものに。。。


でも、
当たり前かぁ、、、
価値観や信念がちがうんだから(^^;

喜ばせたい!

今の自分に一番欠けている所を補うために
銀座で研修を受けてきました。

研修内容は・・・。

別の機会にまたお話しします。


帰りに、銀座みやげを。

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ここでしか買えないものを

喜ばせたい人の顔を想い浮かべながら購入。


結果は、、、

すぐに1つ食べてました。。。

資産になる家

今日は新宿へ。

SE構法登録施工店勉強会に参加。

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『資産になる家』・・・気になりませんか?

・永く住み継げる『価値』
・高く売れる『価値』
・そして、賃貸にも転用できる『価値』

以上はすべて
SE構法だから生まれる『価値』です。

そして、
SE構法で建てるから『資産になる家』です。


ここは、
SE構法の宣伝の場所ではありませんが、
今日、勉強会に参加して
いいなぁ、と思いながら帰ってきました。

ちなみに、
宣伝といえば、
SE構法のCMが放映中です。。。


では、
どんな仕組みで『資産になる家』か?

それは、
今後、ホームページ上やメルマガで内容を紹介していきます。

早く知りたい方は、、、お問い合わせください。

説明ツールは揃ってます。


もともと、
当社がSE構法を導入した訳は、

『住宅デザインの可能性を追求できる構造システム』

だったから。


しかし、
その後のSE構法のシステムの発展により、
単なる構造システムの枠を超えて『資産になる家』の仕組みにまでなりました。


これから住宅を求める方は、

是非、SE構法を選択肢の1つに。。。


これは当社へ、、、
などとは関係なしにオススメないい仕組みだと思います。

気になる店

先日、横浜の中華街へ。

まだ明るいうちに行くのは久しぶり。

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昔、近くの設計事務所にいました。

大通りはその頃から様相がずいぶんと変化。
なんかキレイに、観光地らしく。

でも、いまだに変わらない、
で、とても気になる店が通り沿いに。

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店名はあえて伏せます。

とにかく、、、気になる。

何が?

昔ながらの店構えの雰囲気が、、、いい。
昔ながらのステンドグラスが、、、いい。

行けばすぐわかると思います。

まわりが観光地らしくなって余計目立つ。


入りたい、、、でも外にメニューがない。
入りたい、、、でも入りづらい。。
入りたい、、、でも勇気がない。。。


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結局、、、

いつも行く店で
おいしい刀削麺とあんかけチャーハンをいただきました。

買ってしまった!

撮影会の帰りに、
横須賀のハードオフへ。。。

行きに目を付けておきました(^-^;

中古フィルムカメラ好きにとっては、
ハードオフは穴場。

でも、
買う気は無かったんです。
本当です。。。(誰に言い訳!?)


しかし、
見ちゃいました、、、
前から欲しかったカメラがすごく安く出ているのを。。。

今までで最安値です。

たぶん、お店の人はこのカメラの価値がわかっていない。

(だから穴場なんです。)

即決!!

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マミヤ RB67 ProS + 90mmレンズ

(実物はまたの機会に、、、)

プロ用のカメラです。
電池がいらないフィルムカメラ。
写真館などで使われていました。

でも今はデジタル時代。
昔は何十万としたフィルムカメラが二束三文に。


かなり大きく重たい、、、でもそれがいい!!


・・・どこに隠すか。。。

現地調査!?

2ヶ月に一度の趣味の会。

中古カメラ好きが
毎回違うフィルムカメラを持ち寄りカメラ談義。

10月は現地調査と題し、フィルムカメラを使っての撮影会。
最終週の週末に1泊で三浦海岸へ行きました。

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夕方、台風が近づく中、三浦半島の剣崎灯台へ。

なかなか絵になる灯台です。

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何の写真だと思いますか?

剣崎灯台下の海岸線です。

自然の力、凄い!


宿は、
メンバーが所属していた、
某大手フイルム会社の保養所。

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夕食です。

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別料金1,000円でこの舟盛り。

ここ保養所ですよ。
信じられない豪華さ!

さすがFフイルム。。。

お腹いっぱいいただきました(^_^)


台風が来て、
あまり撮影できなかったけど、
楽しい週末でした。

人とアートと建築03

15年以上前から、、、できた当時から、、、
行きたかった博物館です。

三重県鳥羽にある「海の博物館」。

建築家の内藤廣の作品です。

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なかなか行く機会がなく、
先の関西出張の途中に寄りました。

なぜ行きたかったか?

理由は2つ。

1つは、
この博物館建築は、絶対的な美を求めて設計されました。

しかし、
それがある方向で、ある限界点を超えると
昇華され、人とアートをも巻き込み、違った展開をみせる。

この博物館はそんな状況をつくり出しているのではないか?
それを体験してみたかったのです。


もう1つの理由は、
この建築のモノとしての完成度を見てみたかった。。。


この博物館が完成し開館したのは、バブル景気崩壊後でしたが、
計画立案・設計の時期は、ちょうどバブル景気の最中。

その頃の建築家は公共建築、とくに地方の公共建築などには見向きもぜず、
東京などの大都市で、溢れる予算を使い民間の建築を設計していました。

ポストモダニズムと称し、
時代の最先端の建築だと言いながら皆やってました。

しかし、
バブルが弾けたとたんに、
今では多少の振り返りはありますが、
ポストモダニズムの建築=悪みたいな風潮に変わりました。

一部の建築家が好き勝手にやり過ぎたのでしょう。
今でも残骸を時々見かけますが、、、

もちろん、その時代、建築家だけでなく、
全ての人が浮かれていましたから、、、何でもアリでした。


この博物館は、もともと予算があまり無かったようです。

バブルの最中です。
建築家のモチベーションは上がりますか?

今なら、上がります!
でも、その当時は難しかったのでは。。。


なのに、
建築家は粛々とできることの限界を見極めながら、
建築のモノとしての作品に昇華していった。

その結果、
バブル崩壊後に、賞賛を受けました。

今では、その姿勢がスタンダードに。

だから、
この建築のモノとしての完成度を見てみたかった。。。

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木の架構。

使っている材料は、
決して高いものではありません。

納まりを工夫して、デザインして見せている。

その工夫は、他にも随所に見れます。

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コストコントロールの賜物だと思います。

余分なものを無くし、
構造そのものをデザインして見せる。

ちなみに、

この木構造を住宅に応用したものがSE構法です。

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プレキャストコンクリート版の架構。

コンクリート版を工場で製作し、
コストと精度とデザインの両立を計り、

木の架構同様、
余分なものを無くし、
構造そのものをデザインして見せる。


感銘を受けました。

建築家の誠実さと言いますか、志の高さに。


すばらしいと思うと同時に、
自分が普段考えている方向性に間違いはない、、、
志も技量も、、、と確認できました。


そして、

何よりいいのが、
ここを訪れた人が

「ね、ここいいでしょ。
前に来た時よかったから、一度連れて来たかったの!」

と家族に言っていたこと。

やはり、
建築はモノとしての絶対的な美を求めつつ、

最終的には、
そこを訪れる人やそこに置かれているアートなり何かを巻き込んで
どんな想い、衝動、感情をいだかせるか、が大事だと思います。

それは、どんな建築でも、住宅でも。


そして、

一番身近で大切な人とその想いを一緒に味わえる。。。


そんな建築を、住宅をつくり出さなくては、、、。

人とアートと建築02

人とアートと建築の関係を一番表している場所は、、、

美術館です。


先週末、台風の中、横須賀美術館に行きました。

建築家の山本理顕の作品です。

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美術館というと、
展示室の白い壁、白い部屋、白い箱の連続で
建築はそれだけを用意すればいい、
あとは、絵の作家が主人公、というのが一般的かもしれません。

しかし、
そこに、人とアートと建築の相対的な関係性を持ち込むと

違った展開が、、、
関係性が昇華するというか。。。

人とアートと建築は、
バラバラな存在ではなく、
独立しながら、補完し合って、
違った世界をつくり上げる。


金沢21世紀美術館。

その、人とアートと建築の相対的な関係性を持ち込んだ美術館。


美術館のレベルは、その国の文化レベルの指標です。

わたしは、
日本の美術館建築は世界レベルの作品が多い、と思っています。

その中でも、金沢21世紀美術館は群を抜いていいです。


その良さは、人とアートと建築の相対的な関係性の良さ。

子供が、大人がみんな笑顔で楽しそう。
難しい顔をしている人はいません。

これは、体験してみないとわからない。

ちょっとでもアートか建築か住宅に興味がある方ならば、
是非一度、行かれることをオススメします。

わたしは、、、ちょっと衝撃でした。。。


で、横須賀美術館です。

すばらしい美術館建築だと思います。

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ただ、
人とアートと建築の相対的な関係性は、視覚的なことだけではありません。


現代のわれわれが設計する時、

やはり、
相対的な関係性の部分に手を付けないと

進歩がない、、、20世紀の建築とは決別しないと。。。


そんなことを感じ、考えながら台風の中帰路に。