携帯サイト

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5月のはじめに携帯サイトを立ち上げました。

それでここ3日間ほど、
サイトの内容のさらなる充実をはかりました。

携帯サイトは
PCサイトとちがって、

見える画面が小さいため、

同じ内容を伝えるにも工夫が必要です。

まして私はiPhoneを使っているために、
直接、携帯サイトを見ることができず、

どのように表現するのか、
どのように伝えるのか

を考えるのにとても苦労しました。。。


でもそれは、

画面を敷地に例えると、同じ?
計画の敷地にも大小があります。


私は計画の成否に敷地の大小は関係ない、と考えています。

工夫すればいいのだから。

ただ、
そのためには入念な敷地の読み取りが必要です。


逆に言いますと、

敷地選びの段階から計画を意識すると、
自分たちに合った敷地を見つけることができます。


敷地選びは大事です。

計画の成否、すなわち、

家づくりが成功するか否かは、土地選びで半分以上決まる、

と言っても過言ではありません。


ただ心配しないでください。

土地をすでに持っている方、工夫すればいいのですから。

世田谷ライフ

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「世田谷ライフ [2010 No.33] 」誌に掲載されました。

今まで何度か雑誌に掲載されましたが、
その度になんか不思議で、おもしろいです。


見方の角度が変わると、
同じことでも違って見える。


当たり前のことかもしれませんが、

そのおもしろさは、建築にも

そして、私の趣味の写真にもあります。


それが、デザインのヒントです。

リノベーション

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マイハウス、リノベーション中。

築40年の祖父が建てた借家に今住んでいます。
その借家から脱出するべく、
別の築30年位の家をリノベーション中です。

この家、Mホームが建てたパネル工法の家。


わかりません、なぜこの家ができるのか。

わかりません、なぜこの家がもつのか。

わかりません、なぜこのパネルでいいのか。


本当に困ります。
どうしていいのか。

どうしていいのか、が私の問題ならばいいのですが、
たぶん、将来リノベーションすることを想定していない、
と言いますか、それはどうでもいい、という感じです。

ただ、マイハウスなので
思い切って手を入れています。

計算できるところはしていますが、、、
あとは自己責任で。


家は何年も同じ状態で住みません。

大事なことです。


「可変性」。

葉っぱハウス

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見つけました!
葉っぱハウス。
一目惚れです。
惹かれました。

葉っぱの屋根。
白く細い柱。

単純です。
でも深い。

ただの長イスまで演出に見えます。

これは近くの病院の庭のあずまや。

きっと作者は、、、何も考えていません。
たぶん偶然の産物です。

しかし、
プロポーションとスケールがいい。

葉っぱの量。
白い柱の太さ、位置。
あずまやの高さ、大きさ。

バランスが実にいい。

少ない構成要素でも
プロポーションとスケールだけで
建築は成り立つ証明です。

建築の基本。

でも奥が深い。

アートの領域

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先日、国立のギャラリーに行きました。
美術学校時代の仲間、Oさんがグループ展を開催、
それを見に行きました。

仲間と言いましても、私よりずっと年上の方。
写真中央のシルエットの方。
私の趣味の写真でも時々ご一緒させて頂いています。

Oさんの絵はいつも思慮深く、
私の知らない世界への入口です。

私も昨年まで毎年、
Oさんもご一緒の他のグループ展に出展していました。

私のは、アートとデザインが融合したような絵。

絵画はアートの領域。
建築はデザインの領域。

その両方をのぞいて見たくて、美術学校に行きました。


建築デザインの仕事に少なからず影響を与えてます。

計画中

今日は、
本来終日にわたる予定が入っていたのですが、
先日キャンセルになり、
ほぼ丸1日全く予定のない日に。。。

こんな日は久しぶり!

朝少し現場に立ち会い、
あとはデザインオフィスのアトリエにずっといました。

やらなくてはならない事はたくさんありますが、
こういう時は、
時間に制限を設けず、考え事をするに限ります。

ということで、
先日現場調査に伺ったお客さまの建替え案を計画していました。

計画案を考えている時は、思いついたら、
いたる所でいたる所にスケッチするのがクセなのですが、
今日はそれらをもとに、さらに具現化。

まだまだこれから、計画中ですが、

アレコレと考えているこの時間がおもしろく、
私にとっては貴重な時間。

もっと、もっとです!

大きい建築

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東京ビッグサイトへ久しぶりに来ました。

改正による「建築確認手続き等の運用改善に係る講習会」でした。
6/1から建築確認に関する一連の業務が少し柔軟になりそうです。


ところで、ここに来るたびに考えます。

建築と人の関係。


大きい建築は、そのスケールで人を圧倒します。

人は圧倒された後、何を想う?

すばらしい。
何だかわからない。威圧される。
奇妙だ。こわい。登りたい。
きれい。美しい。触りたい、などなど。

世界には、たくさんの大きい建築があります。

ピラミッド。
エンパイア・ステート・ビルディング。
バチカン。京都の東寺の五重塔。
サグラダ・ファミリア。
ビルバオ・グッゲンハイム美術館。
ドォオモ(大聖堂)などなど。

もうすぐ、ここに東京スカイツリーが加わるか。

これらの名建築と東京ビッグサイトを比べるつもりはありません。


ただ、圧倒して、
なおも人に「すばらしい」と想われる建築って
どうすれば。。。

何が「すばらしい」と人に想わせるのだろう。。。


東京ビッグサイトはいつも何も想いません。

もう家族です。

GWにお客さまとお会いしました。
自宅の建替えをお考えとのこと。

設計のご要望をお聴きするなかで
ペットと一緒の時間を大切にする空間づくりが話題に。

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飼われているのは、ボーダーコリーとのこと。
(写真はお客さまの飼われているボーダーコリーではありません。)

私も猫を2匹飼っていますので、
ペットと一緒にいる時間がとても癒されます。
もう家族です。

家族の居心地の良さを空間プロデュース、
ペットの居心地の良さも当然です。

昔の家の大切なもの

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見た瞬間、はっ!として、しばらく見とれてました。

まるで影絵のよう。

自宅の1階南側の硝子戸。

築40年、祖父が建てた借家。
今では見かけない、サッシではない木製の建具に
今では手に入らない曇り硝子。

今までカーテンに隠れていて気がつきませんでした。

この季節の午前中のある時間だけのショーかもしれません。


今の住宅は、

何か大切なものを犠牲にしているのかも。。。