あたらしい価値をうむ、いつも変わらない

いつもおなじが落ちつく、いつもおなじことには価値がある、とおもわない。いつもおなじと、いつも変わらない、はちがう。いつもおなじは、いちもおなじにしようとする。いつも変わらないは、いつもちょっとずつ変えて、変わらないようにしている。いつも変わらないほうが、あたしいことを受け入れるよちがあり、好奇心をはっきできる。好奇心は、価値のみなもと、だとおもう。

よくランダムにする。それは、そろえることが、いつもとおなじことをすることであり、ランダムにすることが、いつもと変わらないにようにすること、だとおもうから。

この建築では、かべの空調の吹き出し口やスピーカー、照明をとりつける穴をランダムにした。ランダムに変えたことで、機能は変わらないが、壁の穴にデザイン性がうまれ、ひとつあたしい価値がプラスされた。いつも変わらないには、あたらしい価値をうむ可能性がある。

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