分解

建築は表層的な部分がまず見えてしまう。そのとき、その表層がその建築自体を表すとふつうは考えてしまう。しかし、その表層はあくまでも建築の一部であり、もっと奥深い何かが隠されていると思うこともできる。

その場合、建築は分解され理解されることになる。案外、この分解はよく起こる。特に都合の良い解釈をしたいときに分解し、勝手に再構成してしまうし、奥深い何かを匂わせたいときには便利だ。

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内面に向かうモノ

モノ同士の関係性が重要だと考えてしまうが、それはモノ同士が相互に関係し合っていることが前提でモノが成り立っていると考えているからで、モノが自立していることが前提ならば、話は変わる。

ただ、やはりモノ同士には何かしらのつながりはあるだろう。それを今までのような関係性という外面的なつながりで解くのではなく、モノの内面的に何かつながる要素がある、としたならば、自立して内面に向かうモノのあり方が新たなに考えられるだろう。

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