今年の最後に・・・

一年の感謝を込めて、ごあいさつです。


今年は「変化のはじまり」の年でした。


目立つ所で言いますと、

会社のホームページを新たに立ち上げ、
携帯サイト、ブログをはじめました。

そのお蔭で、たくさんの人との出会いがありました。

結果、仕事に結び付きましたし、

新たな縁や深い縁ができました。


この場をお借りして、

そんな皆様方に感謝の意味を込めまして、

お礼を申し上げます。


「お陰さまで、ありがとうございました。」


また、

目立たない所で言いますと、

新たな縁や深い縁が

わたし自身にたくさんの気づきをもたらしてくれました。


結果、少しですが

成長と言いますか、
変化することができました。


その気づきは、

わたし自身の人生観に及ぶこともありましたし、

建築に対する考え方、

家づくりに対する考え方にも大いに影響を与えました。


よく

このブログを見ている方から、

「今やっている仕事のことをブログに書いた方がいい。」

と言われます。


それは、その方が

これから家を建てようと考えている人にアピールになる、

という理由からです。


しかし、わたしは

今やっている仕事の内容はブログには書かない、

というルールを自分で決めました。


理由は3つ。


ひとつは、このブログを通して、わたしの人間性を見てもらいたいから。


一言一言、一文一文から

わたしがどういう人間なのかを感じてもらいたい。

仕事の内容を書くと

そちらの方に目が行ってしまうから。。。

最終的には、

家づくりは人対人です。

一緒に家づくりができる人かどうかを判断してもらいたいからです。


ふたつ目は、

家づくりは、実際の現場も大事ですが、そこに至る考え方の方がもっと大事だから。


この家づくりに対する考え方は、なかなか具体的に表に出てきません。

実際の仕事の影に隠れている、抽象的な場合が多いです。

例えば、『いい家をつくる』『すばらしいデザインの家』などなど。

具体的にわからない場合が多い。


だから、そこに焦点を当てるために

今やっている仕事の内容を書くよりも

もっと広く家づくりについて普段考えていることを

事例を通して具体的に紹介したい、と考えています。


これも

一緒に家づくりができる人かどうかを判断してもらいたいからです。


最後は、

わたし自身が

建築に対して
住宅に対して
家づくりに対して

いろいろと気づきたいから。。。


仕事の内容をそのまま書くと

気づきも何もありません。


しかし、

なかなか言葉にできないコトを

書こうとすると、

自分でも想いもしなかった言葉が出てきます。

それが、自分自身への気づきになります。


そして、

その気づきが

次の仕事に生かせます。

少しの成長、変化になります。。。


このブログを

定期的に見てくださる方、

気が向いた時に少しでも見てくださる方、

あるいは、

今回はじめて見ていただいた方、


すべての方に感謝を申し上げます。

「お陰さまで、ありがとうございました。」m(_ _)m


来年も少しずつ成長、変化したいと思います。

見守ってくださいますと、とてもありがたいです。


来年もどうか

宜しくお願い申し上げます。


それでは、


皆様方の幸せをお祈りいたしております。

よいお年をお迎えください。

ちょっとブレイク

taiyaki.jpg


たい焼きです、、、しかも羽根付き。 o(^^o)


子供の頃から食べてます。大好物のひとつ。


ただし、どこのたい焼きでもいい訳ではありません。。。


下高井戸 たつみや 

のたい焼き。

これシッポがうまいんです。

皮はカリカリ。
中身のつぶあんは甘さ控えめでもなく、、、でも控えめ、、、ちょうど良い。


先日、、、

はじめて羽根付きを注文。

前々から
羽根付きを狙っていましたが、

羽根なしが通常なので、、、出来上がりのタイミングで、、、

その時にいないと出会えない、、、というか言いづらい。(^^;)ゞ

羽根を切られてしまう。


切る寸前で、意を決して

「あっ、あ〜羽根付きでぇ〜」と。。。


店員のおばちゃん2人、苦笑い。

わたしも苦笑い。。。


で、めでたく羽根つきゲット!


急いで帰宅。

たい焼きブレイク、、、喜ぶ奥さん。

ちなみに、
うちの奥さんが実家に帰る時の手土産は、ここのたい焼き。

義理の父のリクエストだそうです。。。


たい焼きほうばる、、、うまい。

羽根カリカリ、、、新しい楽しみ。

で、最後はシッポ、、、皮とつぶあんのバランス最高!


この時間、、、たい焼き以外の記憶がありません。(^^;)ゞ


食べたい人、、、並んでください。 (^-^ )

師走だから・・・

・・・でしょうか。

いろいろな所に12月は行きました。 o(^^o)


仕事や研修ですが、、、

ありがたいことに

いろいろお声が掛かります、、、感謝感謝です。

もちろん、仕事や研修ですが。。。(念押しで!)


その仕事や研修の流れで、、、(また念押しで!)


平日の昼間の築地に行ってみました、、、昼飯に。

tsukiji-market01.jpg

なかなか行く機会がありませんでした、

このラーメン屋。

tsukiji-market02.jpg

前から知っていて。


昔、深夜放送で店主のドキュメント番組を見ました。

それが何故か印象的で、

ずっと気になってました。。。

tsukiji-market03.jpg

味はおいしかったです。

ちょっと、スープがぬるめでしたが。。。


2帖ほどの広さのお店。

立ち食いで、しかも歩道。

お店は厨房だけ。

2人で動き回らずにラーメンがつくれるように配置されてます。


つくる様を見てるだけでおもしろかったです。


やはり、
わたしの何かに触れてるみたいで、、、また行きたい、、、いや行きます。(^^;)ゞ


など、、、

新橋の夜。

shinbashi-night.jpg


銀座の夜。

ginza-night01.jpg


もちろん、仕事や研修の流れですが、、、(またまた念押しで!)


いろいろな人に会い、

仕事につながる話、いい情報、気づき、もちろん仕事の話、、、などなど

たくさん聞けました。


今年一年の集大成とも言える月でした。


感謝感謝!


今はいろいろな意味で、

来年が楽しみです。 (^-^ )

コトのかたち

フォトシネマをYouTubeにアップして、
ホームページのトップページで見られるようにしてみました。 o(^^o)


『家族の「コト」を形にする。』

blah, blah


「コト」をイメージしてもらいたい、、、

「コト」のことをわかってもらいたい、、、

「コト」が一番大事だと。


また、

ちがった角度から「コト」を、、、お見せします。 (^-^ )

お休み

冬期休業は 12/30 (木) 〜 1/4 (火) です。


お正月に何しようかな?


わたしは
家での〜んびり、というより


どこかに行くこと
何か好きなことをすること

でストレス解消やリラックスし

癒されるタイプなので、、、


だから、

中古フィルムカメラを持って
街を散歩するのが趣味なんです。 o(^^o)


でも、

今年は、、、仕事するかも。。。( ̄□ ̄;)


それだけ、

「東京の注文住宅」の影響は大なんだなぁ。。。 (^-^ )

東京の注文住宅 2011冬春

本日発売の

「東京の注文住宅 2011冬春」(リクルート)

に当社が掲載されました。 o(^^o)


b-recruit-magazine201012.jpg


コンビニで立ち読みしてみました、、、

改めて
誌面を見ますと、

少し、、、照れます。。。(^^;)ゞ


たくさんの人に

仲村建築店がやっているコトを知ってもらいたい、、、です。

感謝の気持ち。

今週は、
今の自分に一番欠けている所を補うための研修 part2。
銀座で受けてきました。

研修内容は・・・。

別の機会にまたお話しします。


かなりパワーアップして帰ってきました。。。


帰りに、銀座みやげを。

ginza-gifts02.jpg

ここでしか買えないものを

感謝したい人の顔を想い浮かべながら購入。

物で釣る訳ではありませんが、、、なかなか素直になれないもので。。。


結果は、、、

また、すぐに1つ食べてました。。。


これ、マカロン。本場フランスのお店らしい。

おみやげにオススメ。

美味しいのは、もちろん。

東京だと、
日本橋か銀座の三越でしか買えないので希少価値がある。

色が鮮やかで見た目に楽しいし、

色ごとに味がちがうので


「これ、なに味?」

などと会話もはずむ。。。


普段なかなか会えない人へ、


話がしたいのになかなかうまく話せない人へ、


それから、

感謝している人へ。


たまには、贈り物も。

師走気分!?

毎年行きます。この時期の楽しみのひとつ。

世田谷ボロ市。

毎年12月の15・16日、1月の15・16日。

boroichi01.jpg

子供の頃から、ほぼ毎年。

何がいいかって?

師走気分になれる、、、季節感を味わえる。


最近はテレビでも大きく取り上げられるので、人がいっぱい。


ボロはありません、、、近いのはあるけど。。。

骨董品、お正月の準備品、植木、衣類、、、あと食べ物などなど。
ふつうの縁日の夜店とはちがう店揃い。

ここでしか見られないお店も、、、神棚のお店、鉱物のお店、何だか分からないお店。
もちろん、、、中古カメラのお店も、、、買いませんよぉ。

子供の頃は、バナナの叩き売りをここで初めて見ました。


食べるもの、見に行くお店は、ほぼ毎年同じ。

というのも、毎年同じ所に同じお店。


でも行きたい。
だから行きたい。

朝からソワソワ。。。

ほんとは昼間に行ってみたい。
でも昼間はお仕事なのでガマン。。。


今年も十分堪能してきました。


で、
今年は帰りにボロ市会場近くのベトナム料理屋へ。

saigon01.jpg

ここは普段からよく行くお店。

ベトナムビールと生春巻き。
定番だけど、旨い!フォーもいい。

ここカレーも旨いんです。もちろん、いただきました。


ボロ市行って、ベトナム料理食べて、、、ほろ酔い気分で世田谷線乗って。。。

いや〜、楽しい!

お披露目

お披露目といっても、カメラの話。


今週、平日の夜。

2ヶ月に一度の趣味の会。

中古カメラ好きが
毎回違うフィルムカメラを持ち寄り、
新宿のレストランでカメラ談義。

camera03.jpg

先日のブログ「買ってしまった!」に出てきたカメラのお披露目です。


(写真左下のカメラ)


う〜ん、デカくて重い!

新宿まで持って行くだけで肩が痛い。。。


でも、シャッター音がいいんです!


『ヴァスゥッ』って感じ、、、バズーカーを撃つ感じ、、、撃ったことないけどぉ(^^;


「撮ったぁ、、、撮ったぞ、、、撮ってやったぞ!」

という満足感が味わえるカメラです。


先日、深大寺で試し取り。
光漏れもなく、快調でした。

結構いい写真が撮れました、、、


しかし、会の人には「堅い写真だね〜」と。


「適当に露出を決めてるもので、、、そこはあまり気にしないんです。」
「撮って、自分で楽しむ世界ですから。。。」と言い訳。


でも、本人はいい写真だと思うんだけどなぁ〜


これ持って、、、次はどこ行こうかな(^o^)

お正月だなぁ。


腕がパンパンになるけどね。。。

終了、終了。

とりあえず、終了。

引っ越しました。

new-house02.jpg

でも、
まだまだ荷物だらけ、段ボールだらけ。。。


まだまだ続くのです、、、ひとり片付け。


年末の大掃除の前倒しだと思うのです。。。


いずれ片付いたら、
写真撮影して、
みなさまにお見せします。

移動、移動。

引っ越し当日。

午前4時まで荷造りしてました。。。

眠い・・・!

packaging01.jpg

でも、
引っ越し業者は来るのです。


いや〜、でも実に素早い作業に脱帽。

私には無理。

packaging02.jpg

でも夜遅くまで、、、運び込みはつづくのです。

余計、私には無理。


あ〜、眠い・・・!


明日も引っ越し。

2日がかり。。。


絶対、私には無理。

黄色の空間!?

一面黄色の世界。

きれいな銀杏並木。。

のはず、昼間なら。。。

神宮外苑です。。。。

gaien01.jpg

夜だと、銀杏の色がよくわかりません。

暗いからというより、、、街灯のせい。


この街灯のあかりだと、

黄色の銀杏の葉が緑色に反射されてしまう。


gaien02.jpg

銀杏の名所なら、

せめてそのくらい考えて、街灯を設置してほしい。


昼間見に行けばいいじゃん!

と聞こえてきそうだけど、、、


昼間行けない人もいるじゃん!


それに

夜行きたい人もいるじゃん!ね。


ひとり言。。。

ディナー

きょうは誕生日。

だれの?・・・私。

えっ!何才だっけ?まわりに聞きました(^^;


というわけで(?)

バースデイディナー・・・というほど大げさではありませんが、、、


前から気になっていた
ちょっと洒落たお店に。。。

birthday-dinner01.jpg

前菜。

自家製無農薬のルッコラのサラダと
ほうれん草とじゃがいものポタージュ。

birthday-dinner02.jpg

で、シメ?のエスプレッソ。。。


メインを撮るのを忘れました(^^;

ちなみに、メインは
ガーリックステーキライス。

すべて旨かったぁ。。。


お店全体を写せないのが残念です。

とてもくつろげる場所で

ゆったりした幸せな時間でした。


この時間を感じたい方は、
個別にお問い合わせください。。。

ちがい

きのうNHKで、
「ハーバード白熱教室@東京大学」という番組を見ました。

前々から、
一度見たかった番組でした。


内容は、
哲学的道徳観を
実際の生活の中の具体的なテーマに沿って議論する番組。

と言ってしまうと、
難しい話に思われますが、

例えば、テーマは
「イチローの年収は、オバマ大統領の年収と比べて高すぎるか?妥当か?」など。

その議論をハーバード大学のマイケル・サンデル教授という人が仕切る。


議論の内容そのものもおもしろかったけど、

一番おもしろかったことは、「ちがう」ということ。


サンデル教授は決して、議論の結論を導こうとはしない。

質問を投げかけ、
聴衆に発言させ、
意見のちがいを浮き彫りにしていくだけ。

そして、
そのちがう意見の根底にある道徳観や価値観、信念を探っていく。


人はそれぞれ
顔が違うように、道徳観や価値観、信念が違う。

それをみんなで共有することが大事で、

それは1つの結論へ向かうことよりも重要、と言いたいよう。


人によって考え方や価値観が違うということは、
案外、当たり前のようにみんな思ってはいるのでは。

でも、
いざ違う考え方に遭遇すると、
自分が否定されているような気分になり、
素直に受け入れられない。
あるいは、
自分の考え方や価値観でしか行動できない。


一番大事なことは、
国籍やコミュニティ、世代などのちがいを超えて、
価値観や信念のちがいを共有できる環境をつくれるかどうか。


「白熱教室」では哲学的道徳観を扱っていましたが、


同時に、

コミュニケーションの基本を扱っているようにも見えました。


ただ、
西洋だな、議論の行方が、、、とも思いました。

デカルト?カント?アリストテレス?だからなぁ。
(と言いたいだけ、わかりません・・・)

仕切り役が東洋の方ならば、
議論の方向性がもっと違ったものに。。。


でも、
当たり前かぁ、、、
価値観や信念がちがうんだから(^^;

喜ばせたい!

今の自分に一番欠けている所を補うために
銀座で研修を受けてきました。

研修内容は・・・。

別の機会にまたお話しします。


帰りに、銀座みやげを。

ginza-gifts01.jpg

ここでしか買えないものを

喜ばせたい人の顔を想い浮かべながら購入。


結果は、、、

すぐに1つ食べてました。。。

資産になる家

今日は新宿へ。

SE構法登録施工店勉強会に参加。

se01.jpg

『資産になる家』・・・気になりませんか?

・永く住み継げる『価値』
・高く売れる『価値』
・そして、賃貸にも転用できる『価値』

以上はすべて
SE構法だから生まれる『価値』です。

そして、
SE構法で建てるから『資産になる家』です。


ここは、
SE構法の宣伝の場所ではありませんが、
今日、勉強会に参加して
いいなぁ、と思いながら帰ってきました。

ちなみに、
宣伝といえば、
SE構法のCMが放映中です。。。


では、
どんな仕組みで『資産になる家』か?

それは、
今後、ホームページ上やメルマガで内容を紹介していきます。

早く知りたい方は、、、お問い合わせください。

説明ツールは揃ってます。


もともと、
当社がSE構法を導入した訳は、

『住宅デザインの可能性を追求できる構造システム』

だったから。


しかし、
その後のSE構法のシステムの発展により、
単なる構造システムの枠を超えて『資産になる家』の仕組みにまでなりました。


これから住宅を求める方は、

是非、SE構法を選択肢の1つに。。。


これは当社へ、、、
などとは関係なしにオススメないい仕組みだと思います。

気になる店

先日、横浜の中華街へ。

まだ明るいうちに行くのは久しぶり。

china-town01.jpg

昔、近くの設計事務所にいました。

大通りはその頃から様相がずいぶんと変化。
なんかキレイに、観光地らしく。

でも、いまだに変わらない、
で、とても気になる店が通り沿いに。

china-town02.jpg

店名はあえて伏せます。

とにかく、、、気になる。

何が?

昔ながらの店構えの雰囲気が、、、いい。
昔ながらのステンドグラスが、、、いい。

行けばすぐわかると思います。

まわりが観光地らしくなって余計目立つ。


入りたい、、、でも外にメニューがない。
入りたい、、、でも入りづらい。。
入りたい、、、でも勇気がない。。。


toushou-men02.jpg

結局、、、

いつも行く店で
おいしい刀削麺とあんかけチャーハンをいただきました。

買ってしまった!

撮影会の帰りに、
横須賀のハードオフへ。。。

行きに目を付けておきました(^-^;

中古フィルムカメラ好きにとっては、
ハードオフは穴場。

でも、
買う気は無かったんです。
本当です。。。(誰に言い訳!?)


しかし、
見ちゃいました、、、
前から欲しかったカメラがすごく安く出ているのを。。。

今までで最安値です。

たぶん、お店の人はこのカメラの価値がわかっていない。

(だから穴場なんです。)

即決!!

camera02.jpg

マミヤ RB67 ProS + 90mmレンズ

(実物はまたの機会に、、、)

プロ用のカメラです。
電池がいらないフィルムカメラ。
写真館などで使われていました。

でも今はデジタル時代。
昔は何十万としたフィルムカメラが二束三文に。


かなり大きく重たい、、、でもそれがいい!!


・・・どこに隠すか。。。

現地調査!?

2ヶ月に一度の趣味の会。

中古カメラ好きが
毎回違うフィルムカメラを持ち寄りカメラ談義。

10月は現地調査と題し、フィルムカメラを使っての撮影会。
最終週の週末に1泊で三浦海岸へ行きました。

kameken01.jpg

夕方、台風が近づく中、三浦半島の剣崎灯台へ。

なかなか絵になる灯台です。

kameken02.jpg

何の写真だと思いますか?

剣崎灯台下の海岸線です。

自然の力、凄い!


宿は、
メンバーが所属していた、
某大手フイルム会社の保養所。

kameken03.jpg

夕食です。

kameken04.jpg

別料金1,000円でこの舟盛り。

ここ保養所ですよ。
信じられない豪華さ!

さすがFフイルム。。。

お腹いっぱいいただきました(^_^)


台風が来て、
あまり撮影できなかったけど、
楽しい週末でした。

人とアートと建築03

15年以上前から、、、できた当時から、、、
行きたかった博物館です。

三重県鳥羽にある「海の博物館」。

建築家の内藤廣の作品です。

sea-folk-museum01.jpg

なかなか行く機会がなく、
先の関西出張の途中に寄りました。

なぜ行きたかったか?

理由は2つ。

1つは、
この博物館建築は、絶対的な美を求めて設計されました。

しかし、
それがある方向で、ある限界点を超えると
昇華され、人とアートをも巻き込み、違った展開をみせる。

この博物館はそんな状況をつくり出しているのではないか?
それを体験してみたかったのです。


もう1つの理由は、
この建築のモノとしての完成度を見てみたかった。。。


この博物館が完成し開館したのは、バブル景気崩壊後でしたが、
計画立案・設計の時期は、ちょうどバブル景気の最中。

その頃の建築家は公共建築、とくに地方の公共建築などには見向きもぜず、
東京などの大都市で、溢れる予算を使い民間の建築を設計していました。

ポストモダニズムと称し、
時代の最先端の建築だと言いながら皆やってました。

しかし、
バブルが弾けたとたんに、
今では多少の振り返りはありますが、
ポストモダニズムの建築=悪みたいな風潮に変わりました。

一部の建築家が好き勝手にやり過ぎたのでしょう。
今でも残骸を時々見かけますが、、、

もちろん、その時代、建築家だけでなく、
全ての人が浮かれていましたから、、、何でもアリでした。


この博物館は、もともと予算があまり無かったようです。

バブルの最中です。
建築家のモチベーションは上がりますか?

今なら、上がります!
でも、その当時は難しかったのでは。。。


なのに、
建築家は粛々とできることの限界を見極めながら、
建築のモノとしての作品に昇華していった。

その結果、
バブル崩壊後に、賞賛を受けました。

今では、その姿勢がスタンダードに。

だから、
この建築のモノとしての完成度を見てみたかった。。。

sea-folk-museum02.jpg

木の架構。

使っている材料は、
決して高いものではありません。

納まりを工夫して、デザインして見せている。

その工夫は、他にも随所に見れます。

sea-folk-museum03.jpg

コストコントロールの賜物だと思います。

余分なものを無くし、
構造そのものをデザインして見せる。

ちなみに、

この木構造を住宅に応用したものがSE構法です。

sea-folk-museum04.jpg

プレキャストコンクリート版の架構。

コンクリート版を工場で製作し、
コストと精度とデザインの両立を計り、

木の架構同様、
余分なものを無くし、
構造そのものをデザインして見せる。


感銘を受けました。

建築家の誠実さと言いますか、志の高さに。


すばらしいと思うと同時に、
自分が普段考えている方向性に間違いはない、、、
志も技量も、、、と確認できました。


そして、

何よりいいのが、
ここを訪れた人が

「ね、ここいいでしょ。
前に来た時よかったから、一度連れて来たかったの!」

と家族に言っていたこと。

やはり、
建築はモノとしての絶対的な美を求めつつ、

最終的には、
そこを訪れる人やそこに置かれているアートなり何かを巻き込んで
どんな想い、衝動、感情をいだかせるか、が大事だと思います。

それは、どんな建築でも、住宅でも。


そして、

一番身近で大切な人とその想いを一緒に味わえる。。。


そんな建築を、住宅をつくり出さなくては、、、。

人とアートと建築02

人とアートと建築の関係を一番表している場所は、、、

美術館です。


先週末、台風の中、横須賀美術館に行きました。

建築家の山本理顕の作品です。

yokosuka-art1.jpg

美術館というと、
展示室の白い壁、白い部屋、白い箱の連続で
建築はそれだけを用意すればいい、
あとは、絵の作家が主人公、というのが一般的かもしれません。

しかし、
そこに、人とアートと建築の相対的な関係性を持ち込むと

違った展開が、、、
関係性が昇華するというか。。。

人とアートと建築は、
バラバラな存在ではなく、
独立しながら、補完し合って、
違った世界をつくり上げる。


金沢21世紀美術館。

その、人とアートと建築の相対的な関係性を持ち込んだ美術館。


美術館のレベルは、その国の文化レベルの指標です。

わたしは、
日本の美術館建築は世界レベルの作品が多い、と思っています。

その中でも、金沢21世紀美術館は群を抜いていいです。


その良さは、人とアートと建築の相対的な関係性の良さ。

子供が、大人がみんな笑顔で楽しそう。
難しい顔をしている人はいません。

これは、体験してみないとわからない。

ちょっとでもアートか建築か住宅に興味がある方ならば、
是非一度、行かれることをオススメします。

わたしは、、、ちょっと衝撃でした。。。


で、横須賀美術館です。

すばらしい美術館建築だと思います。

yokosuka-art2.jpg

ただ、
人とアートと建築の相対的な関係性は、視覚的なことだけではありません。


現代のわれわれが設計する時、

やはり、
相対的な関係性の部分に手を付けないと

進歩がない、、、20世紀の建築とは決別しないと。。。


そんなことを感じ、考えながら台風の中帰路に。

人とアートと建築01

つながり方、結び方、関係性、関わり方。

どれも何かと何かの相対性を言い表す言葉です。


アートは、
絵画でも、彫刻でも、絶対的な美を求めます。

絶対的な美とは、絵そのものの美しさ。

しかし、
それを見る人との間のつながり方、結び方、関係性、関わり方を
アートと呼ぶことができると思います。

それが、相対的な美。

相対的な美とは、
例えば、絵を見た時にいつもと違う気分になったならば、
その違う気分が絵で表現したかった美であり、
絵と人がいて、はじめて美が成り立つ。


建築は、、、絶対的な美を求めてきました。
それは歴史が証明しています。

建築そのものの美しさ。

しかし、
建築を人との関係の中で考えた時、
相対的な美も存在するだろう。

建築と人がいて、はじめて美が成り立つ。

これが、現代建築の美の根本です。


ちなみに、
アートの相対的な美が、現代アートの美の根本です。

難解な現代アート、
なんでこれが作品なの、、、と思うこと多いですよね。

でも、
その気持ち、、、それがその作品で表現したかったことです。
変なの、、、その思いがその作品で表現したかったことです。

そう考えると、難解な現代アートも気楽に楽しく見れませんか。
解読しなくていいんです。


現代建築の美の話、
ちょっと難しい言い方になったところもありますが、

住宅で言えば、

家としてのモノそのものの美しさもあるけど、

そこに住む人の想いなど、
家と人とのつながりの中で考えても
いいモノ、美しいモノはできる、ということです。


だから、
予算がいくらだから、
こんなモノしかできない、などと考えるよりも

こんなコトしたい、あんなコトしたいと

想いをたくさんふくらませた方がいい、ということです。

予算と想いの調整は、設計でプロがしますから。
そこに、技とコツがあります。


だた、想いの形に固執しないことが大事です。

どんな形でも、想いは一緒だから。。。

上棟祭

時々お参りに行きます。
先日行った時にお知らせの看板がありました。

本日、府中の大国魂神社の随神門の上棟祭がありました。
御鎮座壱千九百年記念事業としての随神門の改築だそうです。

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なかなか見ることができない貴重な体験でした。

私の祖父の代から当社は神社仏閣の建築を行ってきたこともあり、
私も現代建築だけでなく、日本建築の様式にも大変興味があります。

そんなこともあり、
是非きょうは上棟祭を見てみたかったです。

普段の仕事の中で
住宅の骨組みが組み上がった時に
上棟式という形で行うことはあります。

でももっと簡略化したもので、
きょう行われた上棟祭は本格的なものでした。

言わば、正式な上棟の儀式、ということだと思います。

途中、上棟祭の起源のお話があり、
平安時代から行われている儀式だそうです。

上の写真は、
関係者が白い綱で棟木を上げる儀式(真似)をした後、
神官が棟木の所まで上がり、
合図に合わせて木槌で打ち込む様子です。


で、上棟祭の最後の儀式が餅まきです。

これを待ってる人も多そう!

joutou-sai02.jpg

足場の所に関係者が勢揃い。
さぁ、はじまります。

みんななんか、、、見上げて、、、たいへん。
ケガしないように。。。

という私もかなり夢中で、、、なんとか取ろうと。。。


成果は、、、
白いお餅を1つ取りました。
宮司さんが投げてくれたもの(写真向かって左の紋付袴の方)。

joutou-sai03.jpg

一緒に行った知人も赤いお餅を取り、
紅白並べてみました。

かなりの人だったので、
取れた方が少なかったのか、
紅白並べていたら、
写真を撮らせてください、という方が何人もいました。


上棟祭の後、
祭壇に近づいてみました。

joutou-sai04.jpg

普段の仕事の中で
このような祭壇は
例えば、地鎮祭の時に設けます。

よく見ると、
並べる供物もほとんど一緒、
でも二品くらい多いかもしれません。

帰りに、
お参りしてから、
また門の所と行くと
たぶん神社総代の方だと思いますが、
供物のお米をわけて頂きました。

家でご飯を炊く時に入れてみたいと思います。


また何時このような儀式を見られるかわからないので、
ほんとうに大変貴重な体験でした。

木造耐火住宅

木造の耐火構造の住宅がつくれます。

lecture01.jpg

きょうは、講習会に行きました。


(社)日本木造住宅産業協会が実施する

「木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会」。


今現在、この講習会を修了した者だけが

大臣認定による
木造軸組工法の耐火建築物がつくれます。

今まで防火地域での木造3階建てはできませんでした。

3階建て以上にする時は、
鉄筋コンクリート造か鉄骨造でした。
(高層ビルだと、鉄骨鉄筋コンクリート造もある)

これからは
防火地域でも4階建てまでならば、
木造にできます。


最近、木造耐火による住宅の需要が増えています。


防火地域に指定されている所は、
都心か都心に近い
大抵、駅前商店街などの密集地やその近くの利便性の高い場所が多く、
土地を探す場合でも
そういう場所を好んで探している人もいます。

しかし、そういう場所は密集地が故に
防火上、法令で木造の建築物が建てられませんでした。

したがって、鉄筋コンクリート造か鉄骨造の住宅にするしかない。

ところが、
この大臣認定により、木造が普通に可能に。


簡単に言いますと、

どこでも木造3階建ての住宅が建てれる、ということです。


鉄筋コンクリート造や鉄骨造よりは、
木造の方が建築費が安く済みますから
需要があるのです。


これは

住宅をつくる時の選択肢が増えた、ということです。


参考にしてください。

2つ目の恒例行事

毎年のことです。

9・10日はもう1つの地元の神社、
勝利八幡神社の例大祭。

2010fudahari01.jpg

そのご寄付の札貼りのお役目に
毎年弊社が指名されます。

2010fudahari02.jpg

神社の総代の方にお客さまが多くいらっしゃる、
というご縁もありまして、
毎年ご協力させて頂いています。

去年は、
神社の神楽殿の新築事業にも携わらせて頂きました。


この八幡様、
字の通り「しょうりはちまん」。

なので、
受験シーズンになると、
わざわざ、
この八幡様を訪ねてくる学生がいる、とのこと。


その気持ち、
私は非常にわかります。。。


なんか、、、切なくなります。

京都イメージ

京都の夜のイメージ。

関西出張で夜の京都を散策。

ponto-chou01.jpg

先斗町です。

在り来たりかもしれません。
でもこの感じ。
ちょっと味わいたくて。

ちょうど、
京都の暑い夏の終わりかけ。

一度、
見てみたかった、
体験したかった。

川床。

ponto-chou02.jpg

納涼床って言うんですね。
鴨川の納涼床。

うーん、京都って感じ。

ponto-chou03.jpg

今回は、納涼床には上がりませんでしたが、
鴨川の橋から土手に下りてみました。


風がほんと心地よい。

たぶん、
納涼床でも気持ちいいはず。
次回のお楽しみです。


暑い京都の夏を

京都らしく、

粋にのり切る知恵。


川は都市のスケール。

納涼床は建築のスケール。

そこでの粋な行為は生活のスケール。


都市と建築と生活のスケールが一体になって地域性を出す。


まさに理想的なコト。

あらゆるコトの基本です。

お気に入り

最近のお気に入りです。

chair01.jpg

自宅で使うつもりで先日購入。
でも今は、
デザインオフィスのアトリエで使用中。

中古の無名のイス。
たぶん30年位前のもの。
かな〜り安く手に入れました。

プライウッドの感じと
鋳物の肘掛けと足の感じが
たまらなくいい。

無名とは言え、
デザインのレベルの高さを感じます。

座り心地も抜群。


実は私、イスも趣味。

たくさん欲しいイスがあります。
ちょこちょこと増えてます。

あまりに高くて手が出ないイスは、
まずミニチュアから。

ここでおいおい紹介していきます。


mug01.jpg

iittala(イッタラ)のマグカップです。

Kaj Franck(カイ・フランク)のデザイン。

自宅と事務所で使ってます。

色はターコイズ。


見た瞬間、即決。

色がいいし、
形とスケール感もいい。


使いやすいし、
コーヒーがおいしく感じますよ。

これを使ってるだけで
楽しい気分に。


見渡すと
iittalaのKaj Franckのデザインのものが結構ある。

ガラスコップなど。

色違いで。


昔と今はガラスの厚みが違います。
昔は厚かった。

昔の厚いガラスの方がいい。

デザインもののアンティークのお店に行くと探します、
Kaj Franckの厚い方のガラスコップを。


実は、
イスもマグカップも
同じ所で購入。

気になる人は、
Googleで「ロングライフデザイン」と
検索してみてください。

一番目の所。

意識しないコト

普段、人が意識しないコトに目を向けるのがデザイン。

ishigami-ten.jpg

関西出張最後の日は、
名古屋にいました。

気になる展覧会の2日目でした。

豊田市美術館、「石上純也展」。


開館して30分後くらいに、
メイン展示の前に。


「オープニングの前に壊れました。」

その場にいた学芸員に聞きました。
予想通りの展開だったので、特に驚きません。
学生ボランティアが修復中でした。


残骸を見るのもいい。

きっと見たかったのは、
体験したかったのは、

自分の意識を超えたコト。


ならば、
その過程の方が直に伝わってくる。

そこが狙いの展示だと。。。


それで、
冒頭の言葉。


頭ではわかっているけど、

実体として、
感覚として、

わかっていなかった。


でも、ここでつながりました。

孤篷庵

一度でいいから
中に入りたい、体験したい。

金閣寺のあと、
まだ時間があったので
歩いて行ける大徳寺に行ってみました。

大徳寺といえば、小堀遠州の孤篷庵(こほうあん)。

孤篷庵といえば、遠州好みの茶室・忘筌(ぼうせん)。

ほのかな期待とともに、ダメもとで行きました。

kohou-an1.jpg

案の定、「拝観謝絶」の札。
ま、当たり前といえば、当たり前。

仕方なく、門の所から、中を伺う。
ちょっと変な人?!

kohou-an2.jpg

ただ、この石畳、見事です。

さすが、遠州。

この石の配列、目に、脳に焼き付けてきました。


本物の質。

こういうモノに触れないと、
人は絶対にいいモノを生み出せません。

金閣寺

はじめて見ました。


関西出張2日目は、
昔お世話になった人と会いました。

私がまだ建築の世界に分け入って間もない頃に、
いろいろとご指導してくれた人です。

お忙しい中、会って頂きました。


で、帰りに時計を見たら、
まだ15時。

そうだ、金閣寺に行こう!

kinkaku-ji01.jpg

普通、中学か高校の時に
修学旅行で京都・奈良へ行きますよね。

私は、
中学が東北、高校が南九州で
京都デビューは22才の時、
奈良デビューは32才の時でした。

で、
今まで2回京都に来てますが、
2回とも、金閣寺には縁がありませんでした。

確か、2回目は修復工事中。

それだけに、
今回、スキ(?)あれば、金閣寺
と思ってました。

なぜか?
見た事がないのも理由ですが、

金に興味がありました。

別に、金が好きな訳ではありませんが、

金箔を外観に貼った建物で、
これほど大きく、
また、
広大な風景の中に置かれているものは
世界でも現存するのは
たぶんこの金閣寺だけで、

それ故に
どう見えるのか?
どう感じるのか?

まさに究極の素材を扱っている訳ですから、
興味津々です。


それと、
三島由紀夫の「金閣寺」
を読んだことがあったので、
自分は何を感じるのか?
を体験したかったのです。


金閣寺は、
ある一面は魅惑的で
ある一面はパロディでした。


ある角度から見ると、
抱きしめたくなるほど
魅力的で誘惑されるかと思うと、
ある角度からは、
舞台のセットのように
現実感が無く、
すぐそこにあるにもかかわらず、
段ボールでできているが如くのちゃちさ。


この二面性がおもしろい。
この二面性が人を魅きつける。


私自身は、
好きな建築ではないけれど、

段ボールに金箔もどきを貼った様を
想像するだけで
行く価値はあるかも。

これは
嫌味でもなく、
本当に
私たちの大事な財産の1つだと思いました。


この金閣寺があるから、
対極に
今建築を考えることができる、
とも言えるかも。

京都飯

関西出張最初の夕飯は、
京都タワーの裏の居酒屋でした。

関西的な飯を求めて駅周辺をフラフラ。

ちび餃子の看板に惹かれて。

kyoto-meshi01.jpg

ちび餃子は関西ですよね、東京の中華屋では見かけない。
う〜、なかなかの味。

でも、ちび?じゃなくても。この店だから?

kyoto-meshi02.jpg

牛すじと大根の煮込み。
牛すじも関西のイメージが。

グツグツに煮立って登場。

めちゃ旨かった。
牛すじトロトロ。
大根しみてる。
汁最高。

ハマりそうです。

kyoto-meshi03.jpg

地鶏のタタキ。
これは、
関西関係なし食べたかった。

脂があって、
弾力あって、
噛む程に地鶏の味がする。

かなり旨い。

kyoto-meshi04.jpg

で、締めのラーメン。

関西でも締めはラーメンかな、と思いつつ、
このラーメン、
メニューには「うまいラーメン」と。

余程の自信か。
でも食べたくなる。

これが悔しいかな、旨かった。

「うまいラーメン」の術中に。

牛すじと大根の煮込みの汁が入ってる感じ。

あ〜、思い出す、ハマるかも。


と、
太りそうな夕飯でした。

翌日も京都滞在。

実は、
二日続けてこの店に。。。

京都駅

kyoto-tower.jpg

関西出張最初の泊まりは京都。
駅前のビジネルホテルに泊まりました。
(写真の京都タワーホテルではありませんよ)

夜遅く京都に着いたのですが、
夕食探しにフラフラと外出。

京都は7、8年ぶりです。

kyoto-station01.jpg

京都駅。

私が確か設計事務所に就職して2年目位の時に
駅舎建替えのための国際指名コンペがあったと思います。

そのコンペで
日本人の建築家、原広司の設計案が選ばれました。

今でも覚えているのは、
その当時話題になったからです。


高さ論争。


京都の街並みを考える時、
いつも建築の高さが問題になります。

東寺の五重塔を超えない高さ。


原広司の設計案が選ばれたのも
応募案の中で建築の高さが一番低かったから。

60m。

もちろん、それだけで選ばれた訳ではないでしょうが。


応募案の中には、高さ120mの建築も。


確かに、
京都の街並みを考えた場合、
東寺の五重塔や大文字焼きが見渡せる、
というのは大事なこと。
建築の高さを論議するのは、
大切なことで至極当然のこと。

ただ、
コンペの審査員でイタリア人の世界的建築家、レンゾ・ピアノは、
日本人の建築家、安藤忠雄の応募案、
羅生門をモチーフにした建築をイチ押ししてました。

高さは、確か120mくらいあったと思います。

イタリアも歴史的建造物の街並みが多い国。

そんな国の建築家なのに。


大事なことは、
建築の高さではないのでは。

1000年以上前にできた東寺は、
その当時の最先端の建築、現代建築でした。

それは、清水寺も金閣寺も。


京都という街は、
江戸時代までは現代建築の街だった。

明治維新後、現在に至るまで、
大きな建造物建立の機会がなかっただけで。

だから、
今、京都にふさわしい建築は現代建築だと。

たとえ、
東寺の五重塔を超えようとも。


ピアノが言いたかったこと。


京都の街並みの本質だったのかも。


kyoto-station02.jpg

現在の京都駅。
私は個人的に好きなデザインではありません。

でも1つだけ。
夜の暗さがいい。

照明の明かりが
月明かりのようなんです。

京都の雰囲気に合ってる。

それは建築家の設計でないと実現しなかったでしょう。

だって、
よく目にするのは
白色蛍光灯の昼間のような駅舎ばかりだから。

恒例行事

毎年のことです。

22・23日は地元の神社、
六所神社の例大祭。

きょう、23日は大人神輿が出ます。

その大人神輿の巡幸の途中の休憩所に
毎年弊社が指名されます。

我が家・当社の氏神様、というご縁もありますし、
私が通った幼稚園が六所神社付属の幼稚園だったこともあり、
毎年ご協力させて頂いています。

2010mikoshi01.jpg

もう20年以上、
休憩所のお役目をしていますが、
思いつく限り、
天気はいつも晴れか曇りで
今年のように
朝から土砂降りの雨というのは
はじめてでした。

いつもは休憩用に
お酒やジュース、お菓子などを
外に台を設置して並べるのですが、

2010mikoshi02.jpg

今年は、
あまりに雨がひどく、
また気温も低いので

下小屋(作業場)に
お酒やジュース、お菓子などを並べて、
屋内で休憩してもらいました。

下小屋には、
いつもは多くても4、5人位で作業していますので、
たまに、
現場でできなくて
ここで上棟式を行うことはありますが、
こんなに人が入ったのははじめてです。

入れば入るもんです。


なんかイベントでもできるなぁ。。。


それにしても、

この雨の中で御神輿を担ぐのは
端から見てると大変そうだけど、

担いでる人たちは楽しんだろうなぁ。。。

出張

最近、ブログの更新をしばらくしていませんでした。

今月は2回程、
大きく間が空きましたが、
別にサボっていた訳ではありません。

出張していました。
関西に。

目的は、
同業者の話を聞きに行ったり、
現場を見せてもらったり。
それと、
見たい建築、
行きたい展覧会へと足を運びました。


東京にいれば、
大概のことはできそうですが、
その考えがキケンです。


ちがう場所での
ちがう考え方に触れることが
一番勉強になります。

今回は、
和歌山の同業者の方が
自身の仕事の仕方を披露して頂ける、とのことで
この機会にいろいろと関西を回ってきました。

shiraki-genba.jpg

なかなか同業者の
仕事の仕方や現場を見ることはできませんので、
とても参考になったと同時に
自社の足りない部分もわかり、
非常に勉強になりました。

和歌山まで行った価値がありました。

今後、
このブログで
関西出張での見聞を書いていきます。

今は昔

私と同じ年です。

日本最初の超高層ビルは、霞が関ビルディングでした。

kasumigaseki.jpg

先日の夜、仲間との食事会で行きました。

霞が関ビルディングの足元は、
今はこんな風になってます。


霞が関ビルディングより
高いビルがたくさんできたので、
存在感が薄れましたね。

日本最初の超高層ビルだと
知らない人も多そう。


東京スカイツリーは
東京タワーの約2倍の高さ。

ということは、
40〜50年後には
東京スカイツリーの倍の高さの超高層ビルが立つかも。

でもすでに
ドバイのブルジュ・ハリファは828mだから、
東京スカイツリーの倍の高さといっても1268m、
10年以内に中国あたりでできそうですね。


高さ競争に興味はありませんが、

学生の時に、
高さ1000mの超超高層ビル計画が
21世紀に向けた先端研究だったのを思い出すと、

すごく時の流れを感じてしまう、

つまり、

年取ったなぁ。

厚さ

普段意識していない部分をデザインする。

art-gallery.jpg

これは、
銀座の画廊のショーウィンドウ。

たぶん、
ガラスではなく、
アクリルだと思います。

厚さを均一ではなく、
レンズ状に
不均一にしているのだと思います。

たぶん、
某建築家の
デザインだと思います。

偶然見つけました。


ショーウィンドウをつくる側は、
普段、
見せる部分をどの位の大きさ・形にするか、
それによって、耐風圧などにより
ガラス強度が決まり、
自動的にガラスの厚みを決めます。

ショーウィンドウを見る側は、
普段、
中に何が見えるか、
それによって、
興味があるかないかが決まり、
お店に入るかどうかを決めます。


ショーウィンドウは、中身をよく見せるためのもの。

そんなの当たり前ですよね。

だから、
雨風が入らないように
透明の素通しのガラスを入れる、のも当たり前。

意識するのは、
見せる中身をどうするか?


でも、
ここで
ガラスの厚みに焦点を当て、
意識してみる。

普段、
何も考えなくてもいい部分を意識してみる。


もし、
ガラスの厚みを変えてみたら。

もし、
ガラスの厚みが均一でなかったら。

もし、
ガラス以外の素材だったら。


何が変わるか?

ショーウィンドウを見る人に何か変化がおこるか?


デザインした建築家が
何を考えていたか、はわかりませんが


わたしは、

デザインする、とは

直接的に物の形や色や素材などを扱うよりも

普段意識していない部分に焦点を当てること、だと想います。


その方がたくさんの可能性があり、

きっと人の役に立つから。

時代

皇居を見下ろす。

oote-mon.jpg

前川國男という建築家がいました。

その建築家は、35年位前に
皇居の脇に地上32階、高さ130メートルの日本最初の超高層ビルを構想していました。

しかし、「美観論争」に巻き込まれ
また「皇居を見下ろすとはけしからん」という非難から
結局、高さを100m以下に下げるという設計変更を行い建設するになりました。


そのビルは今でもあります。

ただ、その周りには
もっと高いビルがひしめいてます。


私は、先日セミナーで
皇居・大手門の脇の超高層ビルに行きました。

普通に皇居を見下ろしてます。


私も皇居を見下ろす位の
高い建築は建てるべきではない、と思います。

やはり美観上の問題があるので。


ただそれならば、徹底して欲しい。

時代が変われば、
当然変わるルールもあるでしょう。

しかし、美観に関しては
時代に関係なく、
ルールは徹底されるべきだと思います。

でないと、

先人たちの想い、努力が無駄になってしまうし、

未来の人々に想いを伝えられない。


美観は一度壊れると、

なかなか元には戻りません。

継承が大事です。


経済性と美観

天秤にかける話ではありません。

普通にあるもの

週末の夜の浅草散歩。

asakusa01.jpg

涼しくて気持ちよかったです。


散歩の途中で見つけました。

stained-glass.jpg

通りに面した木製の玄関引戸の欄間部分のステンドグラス。


ちょっと粋です。

何気なく普通にあります。

昔はこういうように、
普通の家に
ちょっとステンドグラスを使う、
ことがあったのです。


ただ、今はありませんね。

何故かって?

ステンドグラスは
工業製品ではなく、手作りだから。

ハウスメーカーは使いませんよね。
(イヤミではありませんよ。。。)


ちなみに、
工務店はハウスメーカーとはちがいますよ。

だから、
工務店は粋なのです。

ライトアップ

夜の姿ですか?

sensou-ji.jpg

浅草・浅草寺の夜景です。

ライトアップどう思いますか?


ライトアップされるのは、大抵の場合、建築。

夜には夜の建築の姿がある。
夜の暗闇で見えないのも、建築のある一面の姿だと思います。


特に歴史的建造物は、
夜は暗くなり、見えなくなるのが、昔からの真の姿。

それがいい、それでいい、と思います。

だから、
夕暮れのはかなさなどが
人の心を打ち、
俳句や短歌に読まれ、詠い継がれるのです。


それを昼間のように
はっきりくっきり見せてしまっては、
趣きも何もあったものではありません。


大事なのは、建築の真の姿を見せること。

付け加えの作為はいりません。


リアリティのある夜景が見たい。


月明かりだけでもいいじゃないですか。

それがたとえ暗くて何も見えなくても。

暗闇のタワー

ガンダムの格納庫に忍び込み、
暗闇の中で足元から見上げてるようでした。

skytree03.jpg

週末の夜、
東京スカイツリーの根元まで行ってみました。

周りは低い住宅。
唐突に建ち上がるタワー。

工事中だから、暗闇。

ほとんど人もいません。

工事のクレーンあり、
資材ありで、
冒頭の表現のように(ガンダム世代なもので)

現実離れした、ちょっと異様な体験でした。


なかなかこんな体験できません。
一度工事中に行かれることをオススメします。

それも夜がいい。

あまり見えすぎない方が想像力を掻き立てられるから。

赤坂の景色

昨日は一日中研修。

SE構法の設計・営業研修で
赤坂のNCN東京本社に行きました。


ここ赤坂の景色は、
子供の頃から首都高よりよく眺めていました。

両親の田舎が千葉なので、
里帰り時にいつも首都高を利用。

子供ながらに、
車窓から緑の多いお堀端の景色をボーッと見てる、
そんな映像と印象が強くあります。

その頃は、赤坂プリンスの高層棟はありませんでした。

akasaka.jpg

それが今は、その高層棟が壊される、という。

月日が経つのが早いのか?

高層ビルを簡単に壊しすぎるのか?

ただ自分が年をとったのか?


「ニューヨークの高層ビルは、ずっと建ってるじゃないか。」
「歴史になってる。」

「なんで日本では?」


建築に対する理念の問題でしょうか?

それとも経済性重視?


答えは、『理念なき経済性重視』


そろそろ止めませんか、
スクラップアンドビルド。

オープンハウス開催

仲村建築店では
完全予約制のオープンハウス(完成見学会)を下記の日程で開催!!

swiss-plaster02.jpg


『わたしの居場所』リノベーション  オープンハウス開催


場 所  東京都世田谷区赤堤5丁目 N邸

日 時  2010年9月25日(土)・26日(日) 10:00 ~ 18:00

内 容  『わたしの居場所』のイメージ、フライハウススペック披露!!

建 物  木造2階建て

約 束  売り込み&訪問販売は一切致しません。安心してお越し下さい。

予 約  完全予約制。ご予約はお早めに!

特 徴  新築住宅、リノベーションをお考えの女性の方必見!


当社女性デザイナーがたくさんの想いをつめ込んで、築30年の家を改修してつくった『わたしの居場所』です。

私たち仲村建築店が想う住空間、フライハウスの標準仕様の一部を見てください。

きっと今までの住空間のイメージが変わります。

具体的ないい情報、得する情報、今まで聞いたことがない話も聞ける。
絶対に後悔させません!お気軽にお越しください。

ブランド設立

flyhouse-blog.png


「フライハウス / flyhouse」


仲村建築店の家づくりのコンセプトを

自然素材を使って実現するブランドを設立しました。


「フライ」の由来は、、、HPを見てください。


今後、新しい展開をしていきます。

更なる追求のはじまりです。

カメラ

camera01.jpg

2ヶ月に一度の趣味の会。

中古カメラ好きが
毎回違うフィルムカメラを持ち寄り、
新宿のレストランでカメラ談義。


私は正確に言うと、

古いフィルムカメラを持って
街を散策しながらの写真撮影

が趣味。


だから、
カメラの収集自体が趣味ではないので
そんなに数は持っていません。

なので、段々とネタ切れになりつつあります。。。


同じ趣向の人が年齢に関係なく集まり、

(たぶん私が最年少で、一番年上の方は70代)

話をして盛り上がる。

趣向が同じというのは、それだけで気が合います。

だから、話をしていると

とても気が休まり、リラックスできます。


2ヶ月に一度のこころの洗濯日です。

夏の原風景

「夏の風景」と言われたら、何をイメージしますか?


私は、
陽炎が立つくらい暑い晴天の真昼で
遠くに山が見え、近くに畑や田んぼがあり、
土の匂いがモワッとしてくるような風景です。


まさに、そんな場所。

awano01.jpg

栃木県の粟野

という所に
盆休みに行きました。


目的は、お蕎麦を食べるため。

粟野は
お蕎麦では、
知る人ぞ知る場所らしいです。
何軒も蕎麦屋がありました。

なのに、
混んでいて
入れませんでした。。。


仕方なく、

近くのハーブ園へ行くと、

awano02.jpg

綺麗なハーブの葉を見つけ、

山の尾根まで上がると、

awano03.jpg

綺麗な空に出会い、

蕎麦より
美味しい想いを。


「夏の風景」を探しに行く、

ただそれだけでいい。

気になる建物

old-cinema.jpg

プラプラと
ふらふらと

長崎ちゃんぽん食べて、

またふらふらと
またプラプラと。

ここは三軒茶屋。


いつも気になる建物。
というか、
いつも見に行く建物。

古い映画館。古い名作ばかりを上映してるよう。


その建ち方、雰囲気があります。
ただ古いだけじゃない。だから、気になる。

単純な形態、単純な色使いの外観。

でも、その見え方、雰囲気があります。


映画にはあまり興味がありませんが、
一度中に入ってみたい、、、

でも、入れない雰囲気もあります。。。

誘発

場外ですし。旨かったです。

sushi01.jpg

先日の銀座での研修の際、

せっかくだからと、

研修仲間と共に、昼ご飯を食べに

築地魚市場に行きました。

週末の夜に場外のすし屋に来たことはありましたが、
平日の昼間に築地に来るのは初めて。


食後、魚市場内を散策。

tsukiji-market.jpg

平日でないと見られない光景。

朝が早い場所だけに
まだ昼過ぎですが、
商売終了でした。

それでも
普段なかなか見られない光景。

楽しくて、
あまり時間が無かったのですが、
歩き回りました。


この雑然さが魅力です。


誰もいません。

でも、、、
たくさんの人を想像します。
たくさんの声、音が聞こえてきそうです。
商売の活気が目に浮かびます。

そんな想像をする時、
人は、目の前のその場所にどっぷりと浸っています。


それは、その人にとって幸せな時間です。


しかし、

この魅力ある雑然さ

はじめから計画してつくり出すことはできません。


そこが、現代の建築計画学という学問の限界だったりします。


建築計画学とは、簡単に言うと、
数値に裏打ちされた統計学です。

統計学だから、
万人にとって機能的で支障がなく、問題ない物ができます。

そう問題ない物をつくるために建築計画学がある、
という人がいるかもしれません。
それを一生懸命、研究している方もたくさんいます。

私も建築計画学を否定するつもりはありません。


ただ、建築計画学を設計の拠り所にするのはよくない。

建築計画学は最低の基準であり、設計はその先の話だから。


設計は、

人の感覚、感情を左右する空間をどうつくるのか?

また、

その空間がどんな時間を生み出すのか?

を考える機会です。


問題ない物もつくることは、当たり前の話。

そこにフォーカスしすぎるのは、設計にとっては問題です。


先ほどの築地魚市場の場合でいうと、

あの魅力ある雑然さを誘発する空間をどうつくるのか?
自然発生的に商売の活気が産まれる空間とは?

などを考えるのが設計の仕事。


普段なかなか見られない光景だけに

私の感性も刺激を受け、たくさん誘発されました。

環境

ginza-night.jpg

銀座泊。


先日、研修で銀座に行きました。
2日間の予定で、
1日目の終わりが夜遅く、
2日目の始まりが朝早かったので
初めて銀座に泊まりました。


銀座には何度も来たことがありますから、
見慣れた風景です。

でも、泊まりとなると、

なんか、銀座の街がちがって見えます。


少しの解放感も手伝ってか、
小旅行気分です。

だからか、、、

東京にいる、という感じではありません。


寝る場所が変わるだけで、、、

人というのは
ほんと、環境に左右されるものですね。


環境によって、

同じ物でも見え方、感じ方が変化する。


環境
言い換えれば、空間です。


空間が人の感覚や感情を左右する。

だから、空間を大切に。


そんなことを
あらためて実感した夜でした。

スイス天然漆喰

swiss-plaster01.jpg

スイス天然漆喰を施工中。

マイハウスのリノベーション。

玄関の壁に使いました。


いいですね。
風合い、質感。


swiss-plaster02.jpg

左官屋さんもいいと。
コテで扱いやすいし、
綺麗に仕上がる。


自然素材ですから、
健康にもいい。


完成見学会という程大げさではありませんが、
みなさんにも見て頂きたい、
と思っています。

他にも工夫がありますから。

HANA-BI

hanabi01.jpg

きょう、調布市花火大会に行きました。

何度も行ってますが、
今回は4、5年ぶりでした。

いつも狛江駅からバスで
多摩川の土手まで行き、
適当な所で見物。
帰りは狛江駅まで歩き。

この行き方だと、
行き帰りほとんど混みません。
それに狛江駅まで車で行けば、
公共の駐車場がありますから、
さらに気軽に見物できます。

花火大会となると、
見たいけど、
行き帰りの混雑が、、、
という方にオススメです。


いつも川原に
ビニールシートを敷いて見物。

きょうは
適度に風があり、
暑くなく、
とっても気持ちよく
なんかの〜んびりと花火を見てました。


夏だなぁ〜。

たくさんの見物客。

歓声。

大輪。

歓声。

川風。

夏だなぁ〜。

大輪。

歓声。


夏の風物詩
何はともあれ味わう。
幸せなり。


きょうはこんな心境!?

タワー完成

skytree02.jpg

東京スカイツリー完成。

当初の予定より、
高さが低くなり
世界一高い塔ではなくなりましたが、、、

場所も
当初の予定地を変更。

五日市街道の吉祥寺〜三鷹の間の
ちょうどよいスキ間に建ち上がりました。


できあがると、
案外、小さいもんだな。。。

古くても新鮮

前々から、
知人にススメられていた場所がありました。

東村山・正福寺。東京都唯一の国宝建造物があります。

そして、

東村山と言えば、うどん。
前々から行きたいうどん屋がありました。

ネットで調べると、
なんと、正福寺のすぐ裏に、目指すうどん屋が。。。

コレは、、、ということで
一昨日の日曜日に行ってきました、東村山。


昼ごろ、車で東村山に到着。
腹が減っては国宝に失礼(?)と、
まず、うどん屋に直行。

野口製麺所。

noguchi-udon.jpg

突然、畑の中に出現。
民家の庭先にありました。

讃岐うどん風で、
「しょうゆうどん」を食す。

茹でたうどんを水で締め、
大根おろしがのり、
好みでだし醤油をかける。
薬味は、ねぎ・しょうが。
(画像はありません。想像を!)

本場の讃岐うどんを食べたことがありませんが、
きっとこんな感じだと思わせるくらい、
おいしかったです。

また、ロケーションものどかで、
ここ東京?、と思うくらい。

ちょっとした、小旅行気分に。


で、国宝。

shoufuku-ji1.jpg

(山門の中に見えるお堂)

千体地蔵堂です。

誰もいません。
時より、お墓参りの人が。

静かに、国宝と対峙。

shoufuku-ji2.jpg

綺麗です、屋根の反り。

室町時代に建立。
禅宗様仏殿の代表作の一つ、だそうです。

shoufuku-ji3.jpg

ということは、このお堂、

室町時代の最先端の現代建築、

ということ。

なかなかこれだけ綺麗な屋根の反りは見られません。
寺社好きでなくても一見の価値あり。

室町の建築でも、
フォルムは
平成の現代でも通用するデザイン。


「古くても新鮮」

昔、美術学校の先生に言われた言葉です。

例えば、
モネの「睡蓮」は、描かれたのは今から100年前ですが、
この現代でも絵画の世界に影響を与え続け、
そして、見る人に感動を与える。

今、影響と感動を与える。
だから「新鮮」。


この正福寺千体地蔵堂も「古くても新鮮」。


国宝と一緒にする気はさらさらありませんが、
私が目指す
そうありたい建築の像です。


『古くても新鮮』

超現実的風景

sky-color.jpg

お昼の空です。

シュールな絵を見ているようでした。


ずっと先まで雲がなく、
空の色がグラデーション状に変化する。

文章にすると、
それだけで
写真ではわかりづらいかもしれません。


何か超現実的な風景でした。


日常の中の非日常、

一番おもしろい体験です。

研修

昨日、今日と一日中研修を受けてきました。

電話・メールとなかなか連絡が取れなかった方、
申し訳ありませんでした。

明日からは通常通りです。
普通に連絡をしてくださって大丈夫です。


今回の研修、
来ている方は日本全国から。

それぞれの土地の事情も聞け、
また縁もでき、とても有意義でした。

明日から研修で学んだことを生かしていきます。

オープンスペース

open-space.jpg

くもりの日、暑いです。

西新宿の超高層ビル街も暑い。

でもこの辺り、樹木が比較的多いです。


高層粗密。

東京の都市再開発の基本的な考え方で、
低層密集の街を、建物をまとめて高層化し、空いたスペースを緑地化する。

六本木ヒルズもミッドタウンも皆この考え方が基本。

だから、超高層ビル街で比較的多い樹木です。


この考え方は、20世紀の建築家の巨匠、ル・コルビュジエが
「300万人の現代都市(1922年)」計画で提唱したものです。

本当は、この考えにより、
街路を整備して自動車道と歩道を完全分離し、
都市問題の解決を図ることが狙いでした。

つまり、人と車を完全に分けて、
人が暮らす場所に車を入れないことにより、
排ガスなどの環境悪化がなく、
樹木や緑地がある住み良い環境にする。

ここがこの考えの目指すところで、
これを都市の広範囲で行う。


でも現実は、狭い地域だけのことで、
都市としては
自動車道と歩道の完全分離はなされず、
もともと、住み良い環境を目指している、というより
結果的に樹木や緑地がある環境になった、というところ。


要するに、狭い地域で
「建物をまとめて高層化」するという
ル・コルビュジエの考えの都合の良いところだけを使い、
再開発の道具にしているだけに過ぎない。


私は六本木ヒルズもミッドタウンも
東京の都市のあり方としてはちがうと想います。

そこには経済優先で、人が置き去り。

ただ、みんな気がつきません。
人も再開発の道具にされていることを。


みんなが気づく、東京の都市のあり方?

お手本は、きっとみなさんの近くにあります。

自然と人工

tree-space.jpg

近くの幼稚園の大きな桜の木。


その枝が覆いかぶさり、空間をつくる。

自然の空間。

建築の空間は人工。


自然と人工。永遠のテーマです。

どのように折り合いをつけるのか?


「自然に寄りそう人工」

私が考える、自然と人工の関係です。

言葉

最近、自分の立ち位置をよく考えます。

仕事のことで言えば、何をするべきか。


自分が人より優れている部分は何か?

自分が人のためにできることは何か?

自分にしかできないことは何か?

などなど、、、


ホームページにある言葉は

そんなことを考えながら、
やっとの想いでつむぎ出した言葉であり、願いです。


家づくりについて、
真剣に考えている人たちと日々対しているから。。。

癒しの場をつくる

oasis.jpg

昼に西新宿で散歩。

もちろん仕事で来て、
昼休み中に。


高層ビルの谷間、
癒しの場発見。


とくに見るべきものはないです。
ふつうです。

でも人が集まっています。


よく観察します。

道路レベルより一段下がっているので、
囲われ感があり落ち着く。

噴水池の水辺が清涼感を生む。

植樹が目に優しい。

座れる場所がある。

人の通り抜けの途中にあり、
たまりやすい。

外気に直接触れられ、
空が見える。

などなど、
人が集まる要因はあります。


でも、、、

これらの条件が全てそろっていたら

人が集まるかと言えば、

そうとは限りません。


よく見かけます。

誰も座らないベンチ。
誰も立ち止まらない池。
見向きもしない植樹。


人が集まる、、、
人に行動を起こさせるには、

上っ面の要因ではダメです。


もっと深いところで人の価値観に訴えなくては。


人を癒す場をつくるヒトは、

そこが問われているのだと思います。

家でも。


私は
それがデザインの本質だと思います。

ブレる空間

会いたい人がいて

今日、
横浜の桜木町に行きました。

もちろん仕事で
その人の話を聞きに。


夕方、
終わってから
中華街まで足を延ばしました。

辛い刀削麺を食べに。
関帝廟通りにうまい店があります。

toushou-men.jpg


帰る時に、
みなとみらい線の元町・中華街駅を利用。

station.jpg

写真は、
駅のホーム。

この駅、設計者は
建築家の伊東豊雄。

建築の設計をしていて知らない人はいない位の人。

私もリスペクトまではいきませんが、
作品で好きなものは多いです。
代表作に「せんだいメディアテーク」。
日本の現代建築のターニングポイント的作品。


ただ、この駅、完成度は高いけど、
デザイン的にはイマイチ。

近未来を狙ったのか。
それとも、、、


「建築家もヒトですから、ブレはある。」


と、
納得させながら帰路に。

フラット35S

flat35s.jpg

昨日、
住宅金融支援機構監修住宅工事仕様書セミナーに行きました。

改訂に伴う支援機構の仕様書の説明会。


いま、
フラット35S がかなりお得なようです。
ただし、期限付き。

説明会もかなりの人がいました。


家づくりには、
何かと不安はつきもの。

その最たるが、
資金。


まず、将来設計を考えて
ローンならば、
安心できるものを選びたいですね。


そうすれば、

家づくりの本当に楽しい部分に
没頭できます。

複雑さ

skytree01.jpg

歴史の1ページを見ているのかもしれません。

見えそうな所へ行くと探します。

東京スカイツリー。

写真では小さいです。
でも、
中間の第1展望台の所まで建ち上がったみたい。
ということは、あと1/3くらい。
やはり、景色の中で頭1つ出ますね。


東京スカイツリーは
架構の組み方がいい。

タワーの水平方向の断面の形状が
地面真上では正三角形で、
高くなるほど丸みをおびた三角形となり
地上約320mで円となるそうです。

これは、
外観のシルエットに
日本の伝統的建築物などにみられる
「そり」や「むくり」の曲線を
意識しているため、とのこと。

かなりの精度を要求される仕事でしょうが、

きっと完成したら、
見る角度や場所によって
タワーの姿がちがうでしょう。

すーっと、細身の姿だったり、
「そり」の曲線がきれいな姿だったり、
丸みをおびた姿だったり。

そこがデザイン的にみて一番おもしろい。


単純ではなく、
見る人まかせの複雑さ。


タワーの色は「スカイツリーホワイト」とのこと。

これは
日本の伝統色、
最も薄い藍染の色である「藍白(あいじろ)」
をベースにしたオリジナルカラーで、
青みがかった白だそうです。

私は
白を選択したということに
内心「スゴくいいな」と。

白は
日本の伝統的建築物では基調色であり、
例えば、漆喰の色として使われます。

また、白は
ヨーロッパで発祥した
20世紀初頭から続くモダニズム建築でも
基調色として使われていて、
数々の白の名建築が生まれています。

白の中にもいろいろな白色があり
黄みがかった白、
赤みがかった白、
灰みがかった白、
青みがかった白などなど。

日本の伝統から発想し、
それがインターナショナルな意味あいにも通ずる。


ここにも単純ではなく、
複雑さがあります。


ただ白って、
一般的に言うと、
汚れやすい、などと
建物の外観や室内の色に使うのを
敬遠されたりすることがあります。

実は正反対です。

汚れやすさは、
どの色でも同じ。
要するに、
汚れが
目立つか目立たないか。

白は、
数ある色の中で一番、
光の反射率が高い色なので、

少しくらいの汚れならば、
光の反射で白が強調され、
目立たないのです。

例えば、近くに
外壁に白いタイルを使った家があるのですが、
その家は築30年くらい経っていますが、
外壁の汚れがほとんど目立ちません。
ただし、近寄ってよーく見ると、
年相当の汚れはあります。
ただ、そこまでじーっと見る人はいません。

汚れなどと言わずに、白を使って欲しい。


白は
単純ではなく、
複雑で奥が深い色

だから。

贅沢なコト

shinobazu-pond.jpg

散歩好きです。

よく行く街は、上野・浅草あたり。

写真は、上野不忍池。
昨日の日曜日に行きました。


もう少しすると、
池の水面が見えなくなるほど
蓮でいっぱいに。

花が咲きます。

夏の早朝、
蓮の花を見ながらの池のまわりの散歩
気持ちいいです。


その後、
秋から冬にかけて、
蓮が枯れ、
また水面が現れます。

見える景色が極端に変わります。


大都市のど真ん中で
これだけ大きな水面があり、
そして、
四季の変化が感じられる。


なんと贅沢なコトでしょう。


ここはいつ行っても
私を癒してくれます。

通りの魅力

motomachi-street.jpg

写真は、横浜の元町通り。

昨夜久しぶりに行きました。

昔、元町の近くの設計事務所にいましたので、
その頃はよく
ランチに行ったり、
散歩したり。


写真を見て、
他の商店街にはない
建物の特徴があります。

建物の2階部分が歩道の上にせり出しています。

これは、
元町通り街づくり協定で

通りに面する建物は、
1階部分の壁面を後退させ
空間をつくり、
それを各建物が行い、提供し
雨に濡れない歩道を連続的に確保する

と決められているそうです。


よくアーケードは見かけます、
雨に濡れない歩道確保のために。
それは便利だと思います。

ただ、、、

空が見えなくなります。
天候がわかりません。
季節感がなくなります。


どんな商売でも、
最終的には、ヒト対ヒト。

そのヒトは、案外環境に左右されます。

例えば、雨の日は憂鬱な気分になるとか。


全天候型の空間にすれば、
環境に左右されることが少なくなり、
商売がやりやすくなるかもしれません。

ただ、

商売がやりやすい、と
商売がうまくいく、はちがうと思います。


商売がうまくいくには、
ヒトを左右する環境を
味方につけた方がいい。

だって、最終的には、ヒト対ヒトですから。


なのに、環境自体を排除してしまったら、、、

シャッター通り商店街もうなづけますね。


そんなことを考えて、
元町通り街づくり協定で
決められているわけではないと思いますが、

雨に濡れない歩道があり、空もある。


いいですね。

やっぱり、夜空が見えないと。
気分がちがいます。


だって、ヒトですから。

携帯サイト

keitai-site.gif

5月のはじめに携帯サイトを立ち上げました。

それでここ3日間ほど、
サイトの内容のさらなる充実をはかりました。

携帯サイトは
PCサイトとちがって、

見える画面が小さいため、

同じ内容を伝えるにも工夫が必要です。

まして私はiPhoneを使っているために、
直接、携帯サイトを見ることができず、

どのように表現するのか、
どのように伝えるのか

を考えるのにとても苦労しました。。。


でもそれは、

画面を敷地に例えると、同じ?
計画の敷地にも大小があります。


私は計画の成否に敷地の大小は関係ない、と考えています。

工夫すればいいのだから。

ただ、
そのためには入念な敷地の読み取りが必要です。


逆に言いますと、

敷地選びの段階から計画を意識すると、
自分たちに合った敷地を見つけることができます。


敷地選びは大事です。

計画の成否、すなわち、

家づくりが成功するか否かは、土地選びで半分以上決まる、

と言っても過言ではありません。


ただ心配しないでください。

土地をすでに持っている方、工夫すればいいのですから。

世田谷ライフ

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「世田谷ライフ [2010 No.33] 」誌に掲載されました。

今まで何度か雑誌に掲載されましたが、
その度になんか不思議で、おもしろいです。


見方の角度が変わると、
同じことでも違って見える。


当たり前のことかもしれませんが、

そのおもしろさは、建築にも

そして、私の趣味の写真にもあります。


それが、デザインのヒントです。

リノベーション

myhouse01.jpg

マイハウス、リノベーション中。

築40年の祖父が建てた借家に今住んでいます。
その借家から脱出するべく、
別の築30年位の家をリノベーション中です。

この家、Mホームが建てたパネル工法の家。


わかりません、なぜこの家ができるのか。

わかりません、なぜこの家がもつのか。

わかりません、なぜこのパネルでいいのか。


本当に困ります。
どうしていいのか。

どうしていいのか、が私の問題ならばいいのですが、
たぶん、将来リノベーションすることを想定していない、
と言いますか、それはどうでもいい、という感じです。

ただ、マイハウスなので
思い切って手を入れています。

計算できるところはしていますが、、、
あとは自己責任で。


家は何年も同じ状態で住みません。

大事なことです。


「可変性」。

葉っぱハウス

green-house.jpg

見つけました!
葉っぱハウス。
一目惚れです。
惹かれました。

葉っぱの屋根。
白く細い柱。

単純です。
でも深い。

ただの長イスまで演出に見えます。

これは近くの病院の庭のあずまや。

きっと作者は、、、何も考えていません。
たぶん偶然の産物です。

しかし、
プロポーションとスケールがいい。

葉っぱの量。
白い柱の太さ、位置。
あずまやの高さ、大きさ。

バランスが実にいい。

少ない構成要素でも
プロポーションとスケールだけで
建築は成り立つ証明です。

建築の基本。

でも奥が深い。

アートの領域

ogura-art01.jpg

先日、国立のギャラリーに行きました。
美術学校時代の仲間、Oさんがグループ展を開催、
それを見に行きました。

仲間と言いましても、私よりずっと年上の方。
写真中央のシルエットの方。
私の趣味の写真でも時々ご一緒させて頂いています。

Oさんの絵はいつも思慮深く、
私の知らない世界への入口です。

私も昨年まで毎年、
Oさんもご一緒の他のグループ展に出展していました。

私のは、アートとデザインが融合したような絵。

絵画はアートの領域。
建築はデザインの領域。

その両方をのぞいて見たくて、美術学校に行きました。


建築デザインの仕事に少なからず影響を与えてます。

計画中

今日は、
本来終日にわたる予定が入っていたのですが、
先日キャンセルになり、
ほぼ丸1日全く予定のない日に。。。

こんな日は久しぶり!

朝少し現場に立ち会い、
あとはデザインオフィスのアトリエにずっといました。

やらなくてはならない事はたくさんありますが、
こういう時は、
時間に制限を設けず、考え事をするに限ります。

ということで、
先日現場調査に伺ったお客さまの建替え案を計画していました。

計画案を考えている時は、思いついたら、
いたる所でいたる所にスケッチするのがクセなのですが、
今日はそれらをもとに、さらに具現化。

まだまだこれから、計画中ですが、

アレコレと考えているこの時間がおもしろく、
私にとっては貴重な時間。

もっと、もっとです!

大きい建築

bigsite.jpg

東京ビッグサイトへ久しぶりに来ました。

改正による「建築確認手続き等の運用改善に係る講習会」でした。
6/1から建築確認に関する一連の業務が少し柔軟になりそうです。


ところで、ここに来るたびに考えます。

建築と人の関係。


大きい建築は、そのスケールで人を圧倒します。

人は圧倒された後、何を想う?

すばらしい。
何だかわからない。威圧される。
奇妙だ。こわい。登りたい。
きれい。美しい。触りたい、などなど。

世界には、たくさんの大きい建築があります。

ピラミッド。
エンパイア・ステート・ビルディング。
バチカン。京都の東寺の五重塔。
サグラダ・ファミリア。
ビルバオ・グッゲンハイム美術館。
ドォオモ(大聖堂)などなど。

もうすぐ、ここに東京スカイツリーが加わるか。

これらの名建築と東京ビッグサイトを比べるつもりはありません。


ただ、圧倒して、
なおも人に「すばらしい」と想われる建築って
どうすれば。。。

何が「すばらしい」と人に想わせるのだろう。。。


東京ビッグサイトはいつも何も想いません。

もう家族です。

GWにお客さまとお会いしました。
自宅の建替えをお考えとのこと。

設計のご要望をお聴きするなかで
ペットと一緒の時間を大切にする空間づくりが話題に。

sawada-dog.jpg

飼われているのは、ボーダーコリーとのこと。
(写真はお客さまの飼われているボーダーコリーではありません。)

私も猫を2匹飼っていますので、
ペットと一緒にいる時間がとても癒されます。
もう家族です。

家族の居心地の良さを空間プロデュース、
ペットの居心地の良さも当然です。

昔の家の大切なもの

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見た瞬間、はっ!として、しばらく見とれてました。

まるで影絵のよう。

自宅の1階南側の硝子戸。

築40年、祖父が建てた借家。
今では見かけない、サッシではない木製の建具に
今では手に入らない曇り硝子。

今までカーテンに隠れていて気がつきませんでした。

この季節の午前中のある時間だけのショーかもしれません。


今の住宅は、

何か大切なものを犠牲にしているのかも。。。